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MAREの部屋


[69] 恍然大悟
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息をした

ほの暗い公園

風の音が

息に混じる


悩みが趣味に

なっている最近

誰もいない場所が

幸せで


考えた時間が

また一つ

星となっていく


あの星は君かな

ずっと僕を見ている

気がする

いや僕が

ずっと見ているのか


風で飛ばされた

葉が僕を叩く

キレイなものばかり

見ていないで

もっと自分を見なさい

そう言われた気がした


趣味を失った帰り道

冬の寒さが暖かい

2005/11/07 (Mon)

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