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MAREの部屋


[71] 追い月
詩人:MARE [投票][編集]

広大な海に船を出した

見えぬ場所へ向かった

空が気持ちよくて

眠ってしまった

夜が孤独を教える

目が覚めたら夜だった


照らす灯台のてっぺんに

君がいて

でも眩しすぎて

君が見えない

夜の明かりが眩しくて

僕はまた寝たんだ


行き先を想い浮かべて

何日も船を漕いだ

漕いでいる時は

孤独を忘れていれる

今日もまた夜がくる

魚達は家に帰った


今日はやけに大きい月で

眺め続けた

でも眩しすぎて

そこから逃げた

僕の悪魔を見抜く月は

僕を追い続けた


君の灯台を探した

君の場所へと逃げた

2005/11/11 (Fri)

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