入道雲がいわし雲になりつつあり
畦道に彼岸花が咲きだした

初めての関東の夏は暑かった。

ちょっとの間だけど、関東の秋はどんなのかな？

ふと目が覚めて横を見るとパートナーの安らかな寝顔がある。

安心した様子の寝息を聞きながら
しばらく見つめて

また微睡む


願わくば永遠にこうありたい。

例えば歳をとってあなたが死んでしまったとしても

それでも隣にあなたを感じれるほどの十分な思い出があれば、多分何とかあたしは生き永らえる。

だから毎日焼き付ける。

あたしのお尻に尻尾がついてたら
喜ぶ度に千切れんばかりに振るから

いったい何本千切れてただろうね

あなたは大した物じゃないと、あたしを喜ばせるために色々くれる。

物だけじゃないけどね。

あたしはそれに何を返せるか考えた。
あなた無しじゃ生きていけない。

もっと返したいけど今はこれで精一杯。

全身全霊の愛

ぼろアパートも


ふたりで住めば
城になる

あたしは全身全霊で彼を愛してる

そのエネルギーは、来世の分も使ってると思うほど。
あたしが転生する人
ごめんなさい♪
でも幸せですよ

絶望は悪いことじゃない。
焼けて爛れて疲れて無関心になる。

だからこそ
花や青空がありがたい。
見える幸せもある。
いつかそうなる。

それまで顔を伏して待とう

つい数日前は
なかなか過ぎない時間がもどかしかった。

今日は
沈み行く太陽が恨めしい。
再び二人を引き裂くから。

おいしいご飯よりも
楽しい事よりも
大好きな音楽よりも

あなたの全てが力になる