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ふわりの部屋


[6] 彼とメアリ
詩人:ふわり [投票][編集]

クシュン
クシュンと鼻を震わせ

真ん中から下
日に焼けた腕には
ちいさな芽をいくつも育てた


そのうちいつも熱にうなされるの


いくらメアリが口を尖らせても

いくら頬を膨らませても


うなづきながら
また服を脱いだ



いつも好きなように生きて


きっとさいごの日も
変わらず
楽しそうにしていることでしょう



そしてメアリは
そんな彼を
愛しそうに見つめる


いつだってそう

―毎日が冒険
宝探し―

にっこり笑って
ぴょんぴょん着いて行く


きっとさいごの日も

きっとそう

2008/05/13 (Tue)

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