クシュンクシュンと鼻を震わせ真ん中から下日に焼けた腕にはちいさな芽をいくつも育てたそのうちいつも熱にうなされるのいくらメアリが口を尖らせてもいくら頬を膨らませてもうなづきながらまた服を脱いだいつも好きなように生きてきっとさいごの日も変わらず楽しそうにしていることでしょうそしてメアリはそんな彼を愛しそうに見つめるいつだってそう―毎日が冒険宝探し―にっこり笑ってぴょんぴょん着いて行くきっとさいごの日もきっとそう
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