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まろふにの部屋  〜 新着順表示 〜


[16] memory of pleasure
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片付けもままならない部屋の真ん中に
ぽっかり浮かんでるベッドの上

たどり着いたら 肌を合わせて 白い首筋に口づけ

君の指が触れただけで
果ててしまいそうなすごい快感

今までに何度かあった夜のひとつだけど
これはしばらく忘れられそうにない

ドクドクと溢れ出す淫らに光る欲望も
君となら ふたりなら この夜ならば that's all right

嘘じゃないよね 夢じゃないよね たしかに触れた柔肌

君の指が触れただけで
果ててしまいそうなのをグッとこらえ
僕の指が触れるごとに変わる君を見たいよ

今までに何度かあった夜のひとつだけど
これはとても忘れられそうにない

2005/06/26 (Sun)

[15] いままでも今日もこれからも
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ぎゅっと手をつなごう 人目は気にしないで
並んで歩きましょう これからも変わらぬ歩幅で

この頃めっきり寒くなってきたよね
(今朝気温は10度切ってた)
引っ越しすぐに買ったサボテンまだ元気だけど
(トゲがぷるぷる揺れている)
日めくりをめくるように色んなものが積もって

たまには羽を伸ばそう お部屋を空っぽにして
洗濯は明日でいいから お食事はどこにしましょうか 

ねえ今でも君が愛した僕はいますか?
(オトコは変わる オンナも変わる)
あの日と同じキスのときめきありますか
(君の口紅の減りは遅くなっても)
薬指の指輪が曇らないようにちゃんと磨こう

週末はドライブしよう 行き先はどこでもいいから
お日様の機嫌がいいこと 祈りながら眠りましょう

無邪気な寝顔よせあいながら

2005/05/22 (Sun)

[14] そう、信じたい
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仕事の遅いふたりのデート いつもあなたの部屋
ビールで乾杯 キスを交わせば あなたはすぐに寝息を立てる

無防備な寝顔 私の膝の上 投げ出すあなたが好き
でも私知ってる あなたを独り占め出来ないことを

涙こらえきれなくなったら 私は部屋を出る
真夜中の国道 信号が滲むけど ワイパーでは拭えない

私どこへ行くの?

愚痴っぽい私からのメール あなたが読むのはきっと午前5時
返信も言い訳の電話も要らない だって明日も会えるでしょう

そう信じたい 今夜

2005/04/17 (Sun)

[13] Crazy for you
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右肩上がりの気温のせいじゃない
空回り過ぎてオーバーヒート寸前

どこまで信じたらいい 思わせぶりの君
やめてそんな瞳で僕を見つめないで

愛したいよ 嘘じゃない
愛したいよ 真面目に
愛したいよ たとえ君が
他の誰といても

堕ちていくことに理屈なんてない
愛情か欲情か 区別さえつかない

どこまで本気で君に語ればいい?
呆れてひいちゃうくらい加減を知らない

愛してる 叫びたいよ
愛してる 本気なんだ
愛してる たとえ君が
酔って忘れちゃっても

愛したいよ 本気なんだ
愛してる 君だけさ
愛したいよ 心の底から Crazy for you

2005/04/03 (Sun)

[12] 曖昧な忘却
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眠った僕を置き去りに部屋を出ていく君
明け方メールで目覚めて 君がいないのに気づいた

たばこ臭いシャツを脱ぎ捨てドアに放った

あれからぱったりどっちからも連絡を取らない
別々にほら当たり前のように誰かといるんだろう

渇いた喉をしょっぱい水で潤すように

曖昧な僕のズルさ 踏ん切れない君の愛情
何もかもをあの夜明けの
冷めたく触れた空気に溶かして 逃がして もう行こう

あれからいつもの駅の早いラッシュで
気づきもせず僕らは何度かすれ違ってるだろう 

互いの横顔も 言えなかった最後も

忘れて 忘れよう 忘れた

2005/03/26 (Sat)

[11] 君のイメージも今では
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近頃よく夢を見る 君といた頃のことを
洗い髪濡れたままの長い長い口づけを

唇が離れたときは君はそっと何か言いかけたけど
夢から覚めベッドの中僕は 何も覚えていない

あれからなんとか違う誰かを
愛して今日まで生きているけど
名前も呼べぬあの日の君が
僕より幸せであると祈っている

なにも変わらぬ笑顔の君の夢を見た日は
何処かでよく似た背中見つけたがっている

会わなくなって何年が過ぎた? 声も聞いていない
いま君の姿を見てもちゃんと思い出せるか

本当は自信がない

2005/03/13 (Sun)

[10] 黄昏の中の道
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君の待つ駅まで 車を飛ばしていこう
あの頃より2時間早い 夕陽に背中を押され
人混みの中かき分けたら 愛しの顔が見える

誰もが温もり求めて走る 誰かの待つその場所へ
僕も帰るよ 安らげる 君の胸の中

とりあえずほかのことは後回しにしておいて
くたびれた君の背中 優しく叩きたいよ
振り返った君の顔から笑顔があふれ出す

いつでも君のためだけに走る 他の誰かを傷つけても
明日のことなどどうでもいい 君が今欲しい

寂しくないはずどんな夜だって 全てを越え伝え合う
何も欲張らないままに ひたすら愛し合おう

2005/02/22 (Tue)

[9] コーヒー飲めるようになった理由
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馴染みのカフェによく似た珈琲屋 窓際の席には
長雨もひと休みの休日 ばったりと会った君と僕

元気してた? 笑う君の横顔
やけに大人びていて僕は少し気後れ

ショートはやめたんだ でも今のも似合ってるよ髪型
メイクの流行 三年も経てば変わる イメージが違うのも当然

でも よく動く細い指と 笑うと必要以上に下がる目尻に
君を見つけられてホッとしてる

時間いいの? 窓の外に目をやる君 
本当は誰か待っているのはそっちのクセに

レシートを僕より先に持っていってしまったから言いそびれた
歩道に出て 背伸びして 手を振って歩き出す君に

あんなに苦手だったのにコーヒー飲めるようになったんだ

2005/02/14 (Mon)

[8] 朝、目覚めたら雪
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思いがけない大雪は とても重そうで
街も人も太陽も ゆっくりと動きだす

遠くに見える坂の途中には 登れない車の列
何にも知らない無邪気な雪は ひらひら舞い続け

かじかむ指を白い息で 温めながら歩く
昇る朝陽が照らす輝く雪に 目を細めながら

2005/01/29 (Sat)

[7] 忘れるための日
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微かに潮の香りがする駐車場に車を停め
慣れた足取りで君はゲートに向かう

潮風に乱れる髪がいつにもましてキレイで
後れ髪を嗅ぎながら僕も歩く

こうしていると何のために
ここまで来たのか忘れそうになる
振り向いた君と口をふさぐような口づけ

愛してる 最初で最後だから
今日は言ってしまおう
その胸の高鳴りを今だけは独り占め

大丈夫 君の幸せなんて
祈ったりせずにすぐに忘れるよ
明日からの君はアイツのものだから

2005/01/22 (Sat)
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