詩人:まろふに | [投票][編集] |
わざと人通りの多い場所で待ち合わせ
人目も気にせずにキスから始まった
だけど
同じ映画を観て 同じように涙しても
きっと僕ら別々のシーンに感動してた
ふたつの心ひとつなんだと
無邪気すぎるほど信じてたけど
雪降る街にひとり歩けば
僕たちは別々だと思い知らされる
どうして・・・
夜更けに小さな車に乗り込んで
今日も明日も追ってこない隙間に飛び込んだ
だけど
朝焼けのきれいな浜に寄り添い立っているときも
僕は朝陽を見つめ 君は海ばかり見てた
ふたりはいつでもひとつなんだと
見つめ合うたび誓ってたけど
独りで眺める街角は 何もかも違ってる
違いすぎる 色がない・・・
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悲しい思いをさせてしまったと
涙流して黙り込まないで
すれ違いや憂い顔も罪にはならない
Made in LOVE 胸の内 言葉にしてみれば
まるで熱い抱擁 シアワセのきっかけ
交われば喜怒哀楽は何十倍にもなるんだから
忘れないで 口にすること
声に出して愛すること
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夢見るときは一人でもいいんじゃない
楽しいことは独り占めしたってかまわないよ
だけど 透き通った心のグラス溢れて止まらないとき
堪えなくていいから 涙に変えて ここにおいでよ
あるがままにさらそう 強がりに疲れ果てたときは
突然笑って 不意に泣き出してもいい
閉じ込めないで 大事に持ってる 無邪気なままの心
涙で化粧落としたキミも素敵だから
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知らなきゃよかった アナタのキスは大安売り
ステキな笑顔も ひょっとしたらセールス用?
アナタが私の胸の中 わしづかみにしていったこと
謝れなんて言わないけど もう少しそばにいて
忘れられない 恋してる 寝ても覚めても夢見てる
ココロもカラダもすり減らし ダイエットなんて強がってるわ
やってられないよね 無遠慮にアナタは言う
「痩せたね 最近キレイになったよ」
アナタと交わす会話って 両手で数えられるくらい
豊富なボキャブラリーの中「オマエが好き」ってつけ加えて
追いかけるほど遠ざかる 恋ってそういうもの?
返ってくるアテもない メールを待つ夜に気も滅入るわ
アナタの横顔浮かべては ニヤついてるよな恋
忘れられない 追いかける すましてなんかいられない
アナタを振り向かせてみましょう ジタバタもがいて 勝負かけるわ
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僕が生きている時間の全てを 君のためだけに費やしてみたくなる
食べること 眠ること 息をすること 何もかもやめて君と一緒に
右を見ても左を見ても 何かが手招きしてる 首根っこつかんでくる
「こっちへおいで ヤルことは山積みだ」そう呼びつける
途切れがちな電話 三日おきのデート そんな不自由にしかめツラ
互いがそれぞれ生きている時間を ひたすら二人のために費やしたいと思うんだ
もうずいぶん永いこと そう望み続けて来た
ただ ただ流れていくだけの時間を全て 本当に二人のためにとっておきたい
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一昨日から降り続いてると知っていたけど 今の僕には傘もない
雨宿り立ち寄ったコンビニの店員のあの子可愛いけれど
冷たく濡れた僕の心までレンジでチンして温めてくれるわけじゃない
タバコもすっかりしけってしまい ライターをまたポケットにねじ込む
まだ雨は止まずに 何もかもにしみこんでいくのに
どうしてだろう 君の心へ この想いも沁みていけばいいのに
遠くかすむ歩道橋 雨に白く縁取られた人影 君に似ている
まだ雨は止まない 西の空少し明るさが増しても
今はしょげて垂れた頭を撫でてくれる 雨だけが優しい