詩人:葉月 | [投票][編集] |
「久しぶりだね。
元気にしてた?」
微笑む時 首傾げる癖
あの頃のままだね
最後の言葉
きっといっぱい傷つけた
そんなことを忘れさせる位
あなたは優しくしてくれるから
本当はね、今日
会うのが少し怖かったんだ。
だってあなた
口聞いてくれないと思ったから。
それでも私
またあなたを
好きになってしまいそうだから−
ねぇ嫌いなんかじゃないよ。
確かに 別れを告げたのはこの私
だけどね、違うんだ。
あなたを好きになり過ぎてしまったから
苦しかったんだこの胸の奥
耐えきれない位に愛してしまったから
だから…
言えなかったけど
言えなかったから
今伝えたいんだ。
「ごめんね。」