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丸の部屋


[1] 空っぽ
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今日も仕事に行って
今日も頑張り続ける
思いとは違う行動を
毎日繰り返している

黒く無表情の時計が
時を鈍く刻んでいる
TVのキャスターは
遠い国の事件を話す

空っぽの部屋には
空っぽの頭をつけた
空っぽの僕が
確かに存在していた

2006/09/30 (Sat)

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