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丸の部屋


[50] 待ちぼうけ
詩人: [投票][編集]

弾む身体にレバーをつけた
大きな大きな塔があった
そいつ目掛けてボディアタック
みにくくゆがんだ鉄の塔
ガラガラガラと崩れて消えた
僕の身体はペラペラになり
手足も心もあやつれない
荒れた大地に伏したまま
レバーをにぎる人を待つ

2007/03/26 (Mon)

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