詩人:真 | [投票][編集] |
ビックリするぐらい唐突で
奇跡的な再会
笑顔を投げかけてみたけど
君は目をそらした
その理由は知っている
だから怒る権利もない
憎んでるだろう
恨んでるだろう
傷ついてるだろう
君を裏切った事は真実
投げかけた笑顔は宙を舞い
壁に当たって落ちた
これぐらいどうってことない
あの日、消えていった物を思えば
でもね、
あの時の事
裏切りだって分かっていても
君が傷ついた事を知っていても
後悔はない
ただ元気かどうかだけ知りたいよ
そんなワガママ
恨んでくれ
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溢れ出す雫を眺めて
笑顔で対応
目を真っ赤にして笑う彼女たちに
やや嫉妬
水分が足りてない
渇ききってるからだと水をがぶ飲み
飲んでも飲んでも客観視
心が冷たいと気付いた時にはアウェー
見放されても仕方ない
そこには入れない
悔しさと切なさで出てきた雫
これは自分に出た涙
あの人の為の涙じゃない
やっぱり渇いてる
渇ききってる…心がね
心がからっぽなんだ
僕の涙はどこへ行った
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太陽に照らされて輝く月のように人間も周りの人たちのおかげで輝いている
自分の力だけでは輝けなくとも人の力を借りて輝いている
生きている
孤独だと嘆く前に本当にたった一人なのか考えて
友達がたった一人しか居なくとも
存在の大きさは100人友達がいるよりもはるかに大きいのでは
少ないと寂しがる前にたった一人の大切な人の思いを受け止めて
太陽がいないと月はこの地球からは見えない
人も同じ様に誰かに照らされていないと自分の光だけでは輝けない
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明日あなたはココを出て行く
存在は何も変わらないけど
僕の心にはポッカリ穴が空く
見送りなんて恥ずかしくてわざと予定を入れてみたものの
寂しさだけが増える
変わらぬ存在だからこそ明日はきっと切なくなる
何回ありがとうと言ったって足りないぐらいの感謝
あなたが居たから僕は大きくなれた
明日出て行く
幸せになりなよ
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君の胸に抱える思いは
重すぎて
今にも僕にぶつかりそうだよ
色んな出来事の中で
君はどうして笑顔で居るのさ?
慰めの言葉も見つからない
優しい言葉も捜せない
そんな僕が悪いのか
君は誰にも話さない
その思い
言葉にできないほど大きいんだね
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季節外れの波打ち際
一人ひっそりたたずんでいる
この世界に命を貰った時から海と共に生きている
季節外れの波打ち際
一人ひっそりサヨナラをつぶやく
もうココへは戻らないから
思い出も
愛情も
感情も
全て持っていくからね
少し冷たい風が心を冷す
一人、波打ち際でつぶやく
『愛してる』
その言葉だけ置いていくよ
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忘れられない事がある
忘れたくない事がある
忘れちゃいけない事がある
忘れたい事ほど覚えてて
忘れたくない事ほど薄れてて
忘れちゃいけない事は…かけらほどしかなかったりする
そんな自分が情けなくて
それでも流れる時間が憎くて
全てが過去になる現実を無駄に感じたりもした
だけど、それが人ってやつで
愛すべき性(サガ)でもある
忘れちゃいけないカケラが残ってるなら拾い集めればいい
薄れているなら濃い所を書き写せばいい
忘れたい事は無理矢理に愛せばいい
ありのままの過去を受け止めて
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世界にたった一つの光モノ
綺麗な洋服に包まれて
高価な装飾品ぶら下げる
見えっ張りな光モノ
ホントに必要なモノは飾る洋服でも
キラキラ光る指輪ぢゃない
分かってるよね??
大量生産されない
たった一つの命
ママとパパが愛した一つの命
生きてるだけで価値のあるモノ
磨けば磨くほど光る
世界に一つしかない光モノ
綺麗な洋服や高価なモノは
ただの飾り
そんなモノより自分をちゃんと大切に
私は一つ
あなたも一つ
お金には変えられないから
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夜の町
満点の星空の下
蛍達が囁きあう
地上にもたらす満点の星たちは
彷徨い歩き続ける人たちに
優しく語りかける
何を求め何を悩み歩くのか
ココに生きる者たちは
人それぞれなれど
幸せを持っている
我が道進め
我が町歩け
悩みの渦に巻き込まれる前に
自分と向き合えと
本当は何よりも
人間が愚かな者と知る
満点の星空の下
夜風を受け
光の中に
もう一人の自分みつける
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明けない夜はない
こない夜もない
時は延々と繰り返す
厳しい風が吹くことも
優しい風が吹くことも
また繰り返す
それでも人は生きる
生きる事の意味を分からないまま
苦しみ味わいながらも
乗り越えれば大きな力となる
僕らは
一瞬の大きな幸せの為に
歩いてる
今日も明日も50年後も
人だから