詩人:空色 | [投票][編集] |
振り向けなかったのは
遠くなる背中を見たくなかったから
止められなかったのは
断るあなたを見たくなかったから
声が出せなかったのは
どうしてだろう
どうして、こんなにも好きなのに
離れる日がくるのだろう
どうして、こんなに悲しい日が
こんなにもいい天気なんだろう
溢れる涙を止めることも、拭うこともできない私は
ただ、立っていた
詩人:空色 | [投票][編集] |
私なら大丈夫だよ、と貴方は言う
私は強い、と貴方は笑う
笑ってどこかに行ってしまった
貴方はみてくれなかっただけ
笑顔で踏ん張ってた私を
悲しい、と囁いた言葉を
大丈夫であってほしかったんだ
強いと思いたかったんだ
貴方の背中はとても遠く、みえなくなった