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空色の部屋


[1] さよならの代わり
詩人:空色 [投票][得票][編集]

ゆらゆらと月が揺れる夜でした

さよならの代わりに
と、あなたがくれた花が枯れていきます

私の心のようにパリパリになっていく花が悲しくて
見ないようにしていた

危なげな月の光が花を照らし、久しぶりにさよならの代わりをじっくり見つめました


私は恋をしていた

終わってしまったけれど、一生懸命恋をしていた

花は枯れて恋も枯れて


私は危なげに揺れる月を見上げました


あの日言えなかったさよならを言うために

2014/08/19 (Tue)

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