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空色の部屋


[16] 転んだ
詩人:空色 [投票][得票][編集]

転んだまま動けなかった


悔しくて、悲しくて


ふと顔をあげたら


泣きそうな顔のあの人がいた



なんだか力がぬけて

笑ってしまった



転んで、怪我をして

わかることがある



私は何度も立ち上がれる人になるんだ


そして、あの人が転んだ時
同じように見ていよう


自分で起きるまで我慢しながら

2014/09/29 (Mon)

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