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私には何が出来る?
あなたに何が出来る?
こんなにも苦しいのに、あなたは微笑ってるね
あなたは覚えて無かったね
『昨日で一ヶ月…』
あなたがあまりに忙しそうだったから
私からは言えなかった
まだいいかもしれない
私があなたの分まで覚えていたから
あなたお得意の嘘で固めた真実は要らないから
私が「もぅ要らない!!」と叫ぶまで
水割りなんかじゃなくストレートな愛をちょうだい
もっともっともっと
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この世界
全て私の物
青く偉大な空も
雪解けに咲く小さな華も
全て私の物
私にはありもしない自信なの
これってエゴイスト
でも一つくらいなら私にだって自信があるわ
『あなたに一番愛されてるのは私だ』って
誰にも負けない私の自信
ここだけは
譲れない
私だけに許された自信
私だけの特権
みんなに名前があるのと同じように
誰にでも必ずある
『エゴイスト』
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自己主張しか
出来なかった私が
君の言葉を
聞き始めた
自分さえ
信じられなかった私が
自分以外を
信じ始めた
自分にしか
見せなかった涙を
自分以外に
初めて見せた
自分さえも
愛せなかった私が
自分以外を
愛し始めた
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蝶
艶やかで
繊細で
時に大胆
まばゆくて
華やかで
憂いがあって
一言当てはめるなら
それは
『美しい』
でも
誰もが魅了されるのは
そんな点なの?
今だけの
『美しさ』なの?
確かに『美しい』けれど
今は見えない過去があるから
決して過去を忘れないから
『美しい』んだよ
だから
魅了されるんだよ
ねぇ…覚えてる?
最初なんてみんな
飛べやしないんだよ
だって誰もが
這い回る
イモムシなんだから
ねぇ
覚えてる?
イモムシだった頃の自分
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メッセージを受信しました
君からでした
他の人とは別のフォルダ
開くとそこには
嘘のような本当の言葉
訳分かんないよ
もぅ…
かちかち…かち
メッセージを送信しました
嬉しすぎて感覚がオカシくなったよ
私、前に進めたよあなたの一言で
前に進めたよ
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好き
好き
大好き!
誰がなんと言おうと
関係ない!
私はあなたが好きなのよ
今のままのあなたが大好き!
だから…
変わらないで
遠くに行かないで
お願いだから
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朝
主の居ない席
君の席
私の心に
雨が降ります
曇のち雨
雨のち雨雨雨…
「頭が痛いです
熱もあるようです寒気がします
吐き気がします
と、いうことで
先生、早退させて下さい」
なぁんてね
至って元気
だってさ
君が居ないんだもん
ここにいる
意味ないよ
もぅ。
帰っちゃうんだからねっ!
これ、
私的正当理由。
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泣いても
泣いても
泣いても
君は
還らないね
叫んでも
わめいても
嘆いても
君には
聞こえないね
僕は
どうしたらいい
君の居ない世界で
君以外の
何を望めばいい?
誰か
教えてよ
どうしたらいいか
まるで
分からないんだ
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あなたに
伝えたい事が
在り過ぎて
頭の中がバカになりました
あなたに
伝えたい事が
在り過ぎて
よくよく
考えて
みたところ
あなたに
伝えたい事は
たったの
一つでした
理屈めいた言葉を
ごちゃごちゃと分割して捧げるより
たった一つの言葉を
君に
捧げたいと
思いました
綺麗に上手に
飾る必要はないね
ただただ
あなたを
「愛してる」
海よりも深く
空よりも広く
あなただけを
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ゆっくりと
流れる『時』に
耳を傾けて
あの日のあなたを
思い出してる
あの日もやっぱり
ゆっくりと
『時』は流れて
そう、
はっきり覚えてる
空は青かったわ
風は
南から吹いてて
花が
野原一面に咲いてたよね
『時』を
その瞬間だけ
くり貫いて
水に浮かべて
魚の様に可愛がりたい
忘れる事なんて
出来ない
出来るはずがないのよ
あなたの記憶は
私の中に
永遠に生き続ける
ねぇ
今日も
当たり前のように
『時』は流れるよ