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もうすぐ
二ヶ月になるね
ねぇ聞いて
今日ね
雪が舞ったの
とゆーか
風に乗って飛んでくるやつ
聞けば
「カザハナ」とかゆーやつらしい
ふわりふわりと
風から風へと…
つかもうとする
あたしの手を
しゅるりと抜けて
踊るように
舞っていたよ
ふと
手を伸ばすのをやめた
「カザハナ」が
君に似てたから
つかもうとする
あたしの手を
しゅるりと抜けて
踊るように
舞って消えたよ
君もカザハナも…
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あなたの髪
少し猫っ毛
ぐしゃぐしゃにして
あたしはあなたを笑った
あなたは
困ったようなそぶりで
だけど笑ってたね
思い出している
あの頃の幸せを
沈めた筈なのに
浮かび上がる情景
絶対に忘れない
あなたの猫っ毛も
交わしたキスも
全て
忘れない
思い出をありがとう
短い間だったけれども
こんなあたしを
愛してくれて
ありがとう
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惨めで
哀れで
そんな風に思った時
大切だから
どんな境遇においても
結局自分が
大切だから
あたしは
泣いてしまうんだ
強く
抱きしめてくれる人は
あなたじゃなきゃ
意味無いし
暖めてくれる人は
あなたがいい
あたしが夢見てた
クリスマスは
遠い空の上
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あたしは歌う
この唇で
この躰で
そして心で
歌う事は
あたしを救うから
あたしは救われるから
だから歌う
歌う事にしか
興味がない
歌う事にしか
関心がない
そんな訳じゃない
例え
あたしが朽ちても
あたしの歌声は
生き続けてほしい
だから
あたしは歌う
せめて
自分の中でだけなら
あたし、
歌姫で居てもいいよね?
さぁ今日も
歌姫は歌う
我を歌う
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誰かあたしを
愛して下さい
あたしは
まだ
何も知らないんです
あなたの温度を
忘れる事が出来ないから
あたしはまだ
何も知らないんです
あたしは罪人です
無知とは罪ですから
誰か
あたしを愛して下さい
夜も眠れないんです
心は眠れないんです
あなたの温度が
恋しくて
眠れないんですよ
あたし。
女の子ですもん
寂しがり屋ですもん
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久しぶりに
あの人の街を
訪れて
辺りを眺めた
車の中から見えるその景色は
あたしを泣かせるのに
十分な寂しさを含んだ景色だった
あの人の
車の中から
見た景色を
今は違う車で眺める
『何でこの車で
あたしはこの景色を
見てるんだろう?』
『何で運転席に座る人は
あの人じゃないんだろう?』
現実を自分自身に示唆する事も出来ず
受け入れる事すらも出来ない
そんなあたしに今日は出逢った
あたし、
情けなくて…
ダメね。
女の子だって
強くならなきゃ…
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最近、何の問いに対しても
あたしは《濁らせ》を使う
『あぁー…微妙』
この微妙という答え方が
何に対しても一番楽でいいのだ
絶妙な曖昧さがあたしにはハマる
いつからこんな風になっちゃったのだろう?
いつから自分をも濁らせるようになったのだろう?
今は自分の輪郭さえ見ることが出来ない