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私が死ぬ直前に
たった一言、
私からきみに
言葉を贈るなら
私は迷ってしまうだろう
『大好きだよ』
『出逢えてよかった』
『ありがとう』
『さようなら』
『泣かないで』
『名前を呼んで』
『私の傍にいて』
『愛してくれてありがとう』
伝えたい事は有りすぎて
だけどたぶん
迷うけど一つかな
『また逢おうね』
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車の助手席
あなたの横顔を見てる
コトバなんかよりも
恥ずかしいのに
手を繋ぎたくなって
思わず手を伸ばすの
いつもだよ?。。
ズルイと思う。
あたしの弱点
全部知ってるあなた
恥ずかしがるあたしの事
大きな手で撫でるの
一緒に居ることが
こんなにも。こんなにも。
愛しくて
失いたくないって
いつも思ってしまうの。
あーぁ…やっぱりズルイ。ズルイよね。
あたしの弱点
全部知ってるあなたは
またあたしをいじめようとしてるんでしょ?
でもちょっと、ちょっと?
。。。かなり。。。
しあわせ。
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悪魔でもいい
『傍に居てよ』と
放つ私の傷口
それは
あなたの前ではとても
非力であり、無関心
気付いてます
気付いています
あたしの背中をなぞる
夕方、西の空
あたしの涙を嗤う
明け方、東の空
本当は何も知らないフリをして
あなたの前から姿を消して
この傷口もまた、開いたら
私も知らない未来を
やさしい人になれます様に
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メロディーに一度気持ちを乗せてしまったら
…それはもう始まり…
合い言葉は無くても
止まらなくなる軌道、鼓動
上質のパールで
空を駆け上がるキミの翼
いつでも羨ましかった
自分のために歌うなら
キミのことを歌おう
じれったい心を
キミより早く咲かせて
大きなライオンにまたがって
キミの元に飛んでくよ
上質のパール
空にちりばめて
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逃げることはカンタン
理由を並べて
三分で出来る
オレンジの皮を剥いて食べた
汁が指先のささくれにしみる
カップラーメンは
かやくを入れたらスープ
と、お湯
指先はしみない
けど火傷に注意
理屈はカンタンなのかもしれない
理屈はカンタンなのかもしれない
あなたは
しみるのが怖くて
オレンジの皮を剥けないのね
でもね、
手伝ってあげない
きちんとカップラーメンを作れたらね
それなら言い訳してもいいよ
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あなたの姿、思い出して
泣くだけで
きっとあたしは強くはなれないのでしょう
あなたの仕草、思い出して
微笑むだけで
あたしはベッドで泣くことを
決して忘れはしないでしょう
あなた温度を近くに感じても泣かない位に
強くなったって
きっとあたしには泣いてしまう夜があるでしょう
あたしが
もっともっと器用な魔法を使えてたら
こんな恋はしなかったの?
あなたの事忘れるのは
いつなら平気?明日?明後日?
スケジュールは
あたしの中に
あなたの中身を
知らないふりをして
口ずさむメロディーは
きっときっとあたしを泣かせてしまうけど
あたしは眠るわ
まだ見ぬ未来に
頬を寄せて
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怒んないで
君は笑ってる方が綺麗
泣かないで
君は笑ってるほうが素敵
出来れば笑って
僕に沢山の花を咲かせて
僕に沢山の水を与えて
そしたら
僕に少しだけの愛を与えて
いっぱいありすぎると
無駄遣いしてしまいそうで
足りなすぎると
必要な分より欲してしまいそうで
夜のとばりを無理に受けとめる必要はないし
大好きな人が要るのに優しくしてくれなくてもいいよ
だから
せめて
僕の心の中で
ただのオブジェには
ならないでね
あなたが
大好き。大好きよ。
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ただ一緒に居たいと
側に置いてと
伝えたいだけなのに、
溢れ出る心とは裏腹
言葉は出なくて
涙?ため息?あいづち?
あたしを見ないで。。
本当の事を言いたくなる
ずっとずっとこのまま
あなたとこうしていたい
あたしはウソツキ
ウソツキは泥棒の始まり
ウソツキは恋の終わり?
ウソツキはあたし
コトバにしていないのに
私を解ってしまうあなたは
あたしよりも
もっとウソツキね
早く早くと急かした真実なんて
何の意味も無いよ
それならずっとあなたもあたしもウソツキで
暖めあってたい。。
きっともっと。
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今も
覚えている事があります
今だから
思い出せる事があります
今しか
思えない事もあるし
今が
教えてくれる事もあります
今は
とても大切だと思えるし
今なら
言えることもあります
今、
あなたは何処で
何をしているのですか?
今、
あなたは誰を
暖めているのですか?
今、
あなたは誰を
想い、泣いて
今、
あなたは誰と
笑い合っているのですか?
どんな事に幸せを感じて
どんな事に躊躇いを感じて
今さら、
こんな私を
思い出す時は
ありますか?
今でさえ
私は
逃げ出すことが出来ません
あなたという
思い出から
時を経た
今も。
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壊れてしまいたい
壊れてしまいたい
あなたのデータが
消えて
ネジが抜けてしまって
ずっとずっと
壊れてしまいたい
この中途半端な脳内でも
あなたの香は実に鮮明で
なのにあたしは
泣いてもいけない
笑ってもいけない
壊れる事もいけない。
いっそ全てを戻したい
壊れてしまいそうなくらい
あなたに抱きしめられたい
叶わぬオモイ。
ただひたすらに
壊れてしまいたい