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[104] 歌姫〜vol.2〜
詩人:lua [投票][編集]

あなたにもう

名前を呼んでもらえなくなると思ったら

思い切り何かが溢れた


『悲しい』
と言う感情の中に

秘められた杯(さかずき)を

勢いよく
フッ飛ばされた


そんな感覚


あたしから
あなたを取ったら
何も残らない

誰の為に歌えばいいのかさえ


解らなくなる


あたしは歌姫

あなたという
暖かさの中で


死ぬまで歌っていたい

そんな感覚

2004/01/10 (Sat)

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