君に出会った日はまだ少し肌寒い春の日で君は買ったばかりのミュールを寒さを耐えながら履いてた『可愛いでしょ?』と君は嬉しそうに歩いてた、きれいな春の君君と過ごした時間に見た君の横顔、時折見せる寂しげな笑顔離れなくて…忘れることさえ出来なくて一人で過ごす夜明けに君の温度、君がくれたことばを繰り返す、春先、ミュールのよく似合う君に向けて
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