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luaの部屋


[173] 無題
詩人:lua [投票][編集]

ねえ、きっとそれは
とても単純なことで
答えは決して見つからないのだけれど
無駄に屈折して見える過去や未来

月は非力なフリをしているだけ
太陽は強がっているだけ


……認めてしまいたい


そしたら
涙が枯れるまで
声が枯れるまで
泣くことが出来るのに


「私の目に映る虚像
あなたに反射する幻」だと

真実なんて神様だって知らない


彗星(ほし)は気づかれずに流れて消える
何億年もの彼方を旅して
誰もが矛盾の中で彷徨って
誰も傷つけたくないと怯えて朝を迎える

自分の痛みには
鈍感なまま

2005/07/18 (Mon)

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