ホーム > 詩人の部屋 > luaの部屋 > 秋の夜

luaの部屋


[242] 秋の夜
詩人:lua [投票][編集]

まんまるお月様
追いかけた夜

夜の庭にはたくさんの
貴方の光が落ちていたよ

僅かばかりに残った夏よ
寂しそうに笑わないで

夢の中だけでも
構わないから
君の横顔に
届く距離にいたい


過ぎ去って行く君と夏の日
思い出になんか出来なくて

もぅ夜は少し寒いよ

あとどれくらい
強くなれたら

涙を拭った手
隠さないでいられるの?

少しずつ色づく景色達
君と居た夏が
今は遠すぎて

澄んだ空に手を伸ばすよ

少しでも
星に願いが届くように

2006/09/03 (Sun)

前頁] [luaの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -