目を閉じ耳を口を塞ぎ手に入れたものは全て儚くて脆かったこの躰を空に放り投げたら私はいつしかうずくまる事を覚えたその涙すら拭う事が出来ないこの距離に私は何を託せばいいの?届かない手を空に掲げたらもっと遠くに感じてすぐにやめた全てから目を背けた唇からこぼれる言葉も大きな背中も眼鏡越しのそのまつげも…触れてるのはもぅ私じゃなぃの…
[前頁] [luaの部屋] [次頁]