詩人:egnever | [投票][得票][編集] |
天使はやりのこした仕事をかかえたまま 天国から降りてきた 大事な仕事だったらしい でも翼がなくなって飛べないんだと泣く泣く 地上にいるんだ
今その天使は僕の横で眠っているよ まさに天使の寝顔で
翼がなくなってしまったことは、君にとっては大問題だろう でも僕にとってはちょっとうれしいんだ
今こうしてられるのは君がいてくれるからね
君は天国の話をよくしてくれる 家族がいて、翼の羽の数はみんな同じで....そんな君の話を聞くことが僕の最高、でもひそかな楽しみ
不謹慎ながらずっと一緒にいたいとおもってしまった でも君が天国に行くことを望むのならそれは願ってはいけないよね
とうとう僕はロウで翼を作ってしまった いつか溶けて堕ちてきてくれるようにと願って....でもそれは天使にとっては迷惑だろうけど
いつか太陽に近付きすぎて また堕ちてきてくれないかなと願ってしまった
自分は最低な人間だとそのときめちゃくちゃにけなしてみた でも君を愛する気持ちに変わりはみられなくて神様にただ祈ったんだ
天国に連れていってくれませんか?って
でも僕にはやりのこした仕事があるらしく、許してはくれなかった
君も同じように このやりのこした仕事が終わったら一緒になれるかな
なれるかな
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