ホーム > 詩人の部屋 > egneverの部屋 > 29

egneverの部屋


[30] 29
詩人:egnever [投票][編集]

騙されるな信用するなあっちへいけ
きたら殺すといわんばかりの殺気
お前はいったい何が幸せで生きている?

気がついたらゴミだらけの部屋のなか
今日もこき使われるだけの日々が始まる
雨降り地蔵のように足は泥にまみれても
気持ち悪がられて傘さえくれはしない

今日も1日が終わり日は暮れる
平等という恐ろしさを最近知った
時間というものはみんなに平等だ
どんなに哀願しても増えも減りもしないんだね

がんばって稼いだお金も少しの酒に消えた
明日はどうやって物を食えというのだろう
考える時間もないまま僕は眠りについた
そしてまた朝を迎える

しばきたおされて振り回されて
地をはいずりそれを見てわらう
おまえらは人間じゃないロボットだ
こんなところで笑うおまえらはロボットだ

以前は夢を夢を見ていたんだ・・・・

溢れる花畑に青臭い甘い香り包まれて僕はめをさました
そこには誰もいなくて広い広い花畑
地平線がかすかに丸いんだ 三歩歩いたとこにはドアがあって
あけるとそこは祝福の世界
木の家にみんな住んでて平和な、争いもないよ
僕がドアを開けるとクラッカーが鳴って迎えてくれる
音楽とともに楽しい1日が始まる
彼女はとても美人でナチュラル 不思議の国のアリスがとても似合う
角を曲がると風船が飛んでる さらに空には気球が飛んでる
ピエロが町を賑わせ、集会場では愛の歌を歌ってる

夢を夢を見ていたんだ・・・・

2007/12/23 (Sun)

前頁] [egneverの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -