詩人:皐 | [投票][編集] |
―大好き
なんて都合の良すぎる言葉
本当はそこにたくさんの想いが込められているのに
上手く口に出して言えない。
だから簡単にまとめてしまう。
―大好き
その裏にはドロドロした感情も怖いくらいの嫉妬もたくさん詰まっている。
決して綺麗なものばかりではないけれど、抑え切れないものが込み上げてきたとき
きっとまた使ってしまうだろう。
―君が大好き
詩人:皐 | [投票][編集] |
333mから見た景色は
きれいでした
でも君の横顔の方が
すてきでした
333mあった好きの気持ちが
もっと何倍もの高さの
“好き”にかわりました
超高層ビルをも越すその“好き”は
いつしか君の重荷となってしまいました
もし333mのままの好きだったら
あなたとまた一緒に
あの夜景は
見れたのでしょうか?
もし333mのままの好きだったら
こんなに苦しまなくても
すんだのでしょうか?
でもこれだけは言えます
もし333mのままの好きだったら
猛烈なきらめきも
猛烈な情熱も
猛烈な嫉妬心も
感じていなかったでしょう
いつかあなたにも
333mよりずっと高い“好き”の気持ちを
自分ではどうしようもない猛烈な気持ちを
味わせてくれる子が
あらわれますように…
そして願わくば
その子が私でありますように…
詩人:皐 | [投票][編集] |
涙を流しました
たくさん、たくさん
あの頃は
あなたとの日々が
薄れていくようで
毎日が
変わっていく季節が
怖かった
ただ、ただ
けれど
もう思い出すことも
少なくなりました
なのに..なのに...
夢に出てきたりするから
もう泣かないと
決めたけれど
今日は泣いてもいいですか?
ちょっとだけ、ちょっとだけ
詩人:皐 | [投票][編集] |
君からの着信履歴
感情が
忘れてたフリしてた
あの感情が蘇えった
1時間悩んでかけ直した
緊張で手が震えた
もしもし?
久しぶりの君の声
この声に何度も傷つけられ
何度も慰められた
たくさん話したいことがある
私はあの時より
ほんの少し強くなって
ほんの少し余裕もあるよ
たくさん聞きたいこともある
君はこの半年間
何を見てた?
何を感じてた?
だけど、、、、
間違ってかけたと聞いたとき
じゃあねと言ってる自分がいた
返事も待たずに切った
低くて落ち着いてる君の声は
やっぱり私を安心させる
長く話していたら
まだ未練があるって
つい言ってしまいそうなくらい
だから
きっとこれでよかった
ほんのわずかな
時間だったけど
君と少しだけ繋がった
それだけでただ嬉しくて
ただ切なくて
詩人:皐 | [投票][編集] |
もうすぐ
君と出会った季節が
やってくるね
あつくて、けだるくて
きらきらに輝いていた
あの日々は
満天の星の下で
横にいる君の幸せを願った
あの日は
ずいぶん遠いけれど
何ひとつ
変わってないかのように
今年も蝉がなき
またこの季節がはじまる
懐かしさと少しの期待を
引き連れて
詩人:皐 | [投票][編集] |
退屈を嫌い刺激を欲した
眠らない街は私を開放的にさせる。
思う存分遊び、欲望に溺れる日々
しかし朝になり残るのは虚しさと後悔。
いくら騒ぎ飲んでも埋まらない
そこで気付いた
私が本当に欲してたものは刺激ではなく、自信だと。
自信をもてる努力から逃げだしてるだけだと
私にもうキラキラ光るネオン街はいらない
ただ強さがほしい。
甘えに打ち勝つ強さを下さい。
詩人:皐 | [投票][編集] |
ゆらぐ揺らぐ
感情
うごめく蠢く
体
私には大事な人がいるのに
相手もそれを知っているのに
分かり合えてる愛の隙間を満たすため
繰り返してしまう
汗ばむ体に残るのはいつも
―――後悔