詩人:コメット | [投票][編集] |
堪えた目に見えたのは
自分のいない世界で
大事なコトも忘れていく
気づかないふりして
目を閉じて歩いてる
この夜が終わる頃
僕らは笑えてるのかな
何も変わらない
堪えた目で見てきたこの世界で
汚れた目に見えたのは
誰かが笑ってる世界で
疑ってしまう僕だって
大事な何か探して
一人きりで歩いてる
この夜が終わる頃
僕らは笑えてるのかな
何も変わらない
汚れた目で見てきたこの世界で
この夜が終わる頃
僕らも笑えてるのかな
何も変わらない
自分だけが変わったこの世界で
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今日すれ違った
あの人が持っていた
誰もが望むモノ
今はまだ
自分を守るだけで
精一杯だけど。
昨日と同じ夜を
どれだけ
繰り返しただろう
今はまだ
明日へ向かう列の
後ろのほうだけど。
神様にお願いがあるんだ
こんな時にしか祈らない僕だけど
神様にお願いがあるんだ
何を祈ればいいかもわからないけど
僕はここだと叫ぶのさ
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今日は何があったかなんて報告会
目の前の顔見れば言葉なんて
もう
その心にあるものは
いつか消えて無くなるのかな
あの日の笑顔も
泣きっ面ばかりの
君の世界を作った人を恨むんだろう
それはすれ違った誰かでも
神様のせいでもないから
わかってるけど
今日も作り笑い浮かべた座談会
誰も知らない君の涙なんて
ああ
固く閉ざしたその扉
中から何重に鍵してさ
一体誰が開けるの
押し殺した声に
気づかれないと嘆いてるんだろう
出さないなら当たり前
僕には迷子になった夜も
丸聞こえだったけど
ここで一つ
目の前の僕に一つ
悲しみの世界に用はないってさ
弱気なこの心臓に
あの音を送りつけて
繰り返さないように
今までの後悔を
昨日までの世界に
バイバイ手を振って
明日昇る太陽に
おはようの準備を
これからの物語に
新しい名前をつけて
目次のとこ一の次
ここからが第二章
最後に一つ
目の前の君と一つ
僕も笑ってみせるからさ