詩人:咲桜 | [投票][編集] |
見頃 散り頃 宵の骸
暁お空に両の手広げ
奏でましょう
―カナデマショウ―
赤いマルスに負けない様
燃やしましょう
―モヤシマショウ―
命 ともしび 景色 むらさき
世界 とわ 予断許さぬ絹の束縛
季節 とわ 私の心の移ろひ様
涙は枯れる
でも花びらは舞う
彼方に踊る
貴方に注ぐ
淡い欠片が薄暗闇の
慈しむソレを守ってるから
私は虚空を見つめ
その瞳 燐
肌に刻んだ時間を
狂おしく狂おしく呼び覚まそう
欲しいのは 切り刻まれない夢
欲しいのは 情熱の臨界点
欲しいのは 昔失くした私
欲しいのは ×〇∞<〆!!
軽い衝動が鼓動と重なり
貴方という
異物と深く絡み合う
そうして…
私は 生まれたばかりの花になる
ゆるやかに白濁した朝に目覚め
したたかに混濁した今に生きる
…私は 花…
桜咲く咲桜…
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
どす黒いハイエナの群れの中
かきわけてひたすら前へ
嘲り笑う何面もの顔が
この肌に粘りつく
たぁるの泉に身を浸し
真を失う
傀儡成り下がりの化け物に
ノマレテタマルカコノヤロウ
幾つもの壁
ストレートじゃあ進めない
超えられない壁
クダを巻いたァ鬼畜ドモ
嗚ァ
波に乗れない心と頭
食い千切られそうな
理性と感情
イッチまうのサ
イッチまおうゼ
真実がNOと叫ぶ
魂情が叫ぶ
グレィな世界このまどろみ
みんな一緒
歩幅合わせて右左
クレイジイはどっちだい?
歪んだ瞳は何映す?
光は見えるのかい?
その先の向こう
この先の人生
仲良しこよしは嘘だらけ
心のソコも嘘だらけ
嗚ァ 綺麗だ
ァ嗚 奇麗だ
この叫びは キコエナイ
この心は トドカナイ
今日も明日も
ハイエナの群れに潜む
僕がいる
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
ゲームの始まり
泣かせないでよダーリン
貴方まかせのアタシなの
その目に生えるアタシは幻想
この目に映る貴方は妄想
バーチャル的で楽しいじゃない?
溺れりゃしないワ
アタシに溺れて
恋という名の呪縛
架けてアゲル
繋いでアゲル
そばにいてねダーリン
泣かせちゃいやヨ
猫撫で声で甘えて添って
狂っちゃイヤよダーリン
そこにいてヨ
アタシが飽きるその日まで
ゲームが終わるその日まで
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
言の葉交わす文字世界
インスパイアされたこの心
ねぇ…
貴方は…
ダレなの…?
言の葉交じりにインスピレーション
ウェーブ押し寄せ
鳴り響く
聴いてみたいわ貴方の声
この目でみたいわ貴方の姿
バーチャル現実持ち込みタブー
掟やぶって飛び出せば
泡になって弾けるわ
夢幻の想像妄想
だからタカブルの
素姓知らずの貴方と私
甘く刹那に刺激を乗せて
言の葉遊戯の宴泡沫
イメージしてよ
イメージしてる
焦らし焦らされ
求めあい
魅惑を撒いて
拾いあう
すべては華麗に秘密に
素敵なバーチャル
電子な恋愛
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
熱狂的you 刺激ッx
イバラの鞭は甘い香り
痺れの余韻にランデブー
オzンの果てまでネバーダイ
溺れて見せて
浸ってあげる
撃ち抜く心に薔薇の花
愛蓮ひらひら花吹雪
虚ろに歪む光景に
魔性の微笑み
壊してあげたい
凍てつく吐息
吹きかけて
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
貴方まかせの私のライフ
痒いところに手が届く
午後の陽だまり膝枕
耳を掻いてもらってる
一日3食
お口の中までフルコ―ス
眠りにつくまで子守唄
朝から晩まで
毎日毎日
貴方まかせの私のライフ
貴方頼りの私のライフ
今日もまた・・・♪
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
闇を彩る月光の中
華のトゲを身に纏い
舞い散る春を白肌に
今宵 私は蝶になる
ゆらゆら・・・
羽根の向こうに貴方が見える
私を欲しがる貴方が見える
捕まらないわ―
捕まえてみて―
吐息は春風 戯れる様
ゆっくりゆっくり じらす様
溶け出す恋は 羽根の色
月夜に映えた 貴方の瞳
ゆらゆら・・・
ゆらゆら・・・
私の羽根の向こうに・・・
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
君と離れて暮らす
僕の隣に別の女
心と体は別物で
時間が経てば
隣の女を抱いている
別の顔
別の体
別の声
感情が無くても
女は抱ける
手に届く温もりで
今を凌ぐ
一瞬だけのまどろみと快楽は
寂しさ紛らす悲しい性
パッと消えて
空しさがやってくる
愛せない
愛せない
君しか・・・
別の顔別の体別の声
わかっているけど
寂しさ故に別の女
逢いたい・・・
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
お日様沈んで
お月さんが顔出すよ
トボトボ・・・
トボトボ…
一人ぼっちなこんな夜
お家の中は暗くて怖い
一人ぼっちなこんな日は
夜空に浮かんだお月さん
お話聞いて
どんより朧
ボケた月
雲にかかって
もっとどんより
あたしのお話聞こえない
騒々しく行き交う電車
慌しく乗り込む人達
何処へ行くの
一人ぼっちのこんな夜
月は朧 雲隠れ
人込みの波に乗り込もう
慌しく一緒に
この中へ飛び込もう
ここより 遠く
もっと 遠くへ
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
伝わるわ 貴方の心…
伝わるわ
それでも・・・
私は・・・
貴方を見つめない・・・
宵酔う帳が幕下ろす
MOONLIGHT・・影生めば
下弦の衣に身を隠し
貴方の知らない私になるの
その眼で 心を惹いて
私の眼には ネオンの輝き
貴方が私を映す世に
私に貴方を映してみせて
闇夜漂う妖しの円舞曲
撃ち抜いて ピリオドを
奪いなさい 壊しなさい
下弦の衣 破り捨て
貴方の温もり 私を包んで
夜明けが来るその時に
朝陽の雫で私を纏って
魅惑の闇夜と下弦の月
優雅な浮世の恋誘惑
囁きは天真爛漫雨あられ
追いつ負われつ 貴方の心