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咲桜の部屋  〜 投稿順表示 〜


[21] 心の迷路
詩人:咲桜 [投票][編集]

中途半端な優しさはいらない
いい人気取りに自己陶酔
心配そうな瞳の下で
ほら 口元は
おかしくて
笑ってる

妄想なのか現実か
腹ン中の迷宮路
わき出る黒水に
飲込まれカラーリング

見知らぬ一人の人間が見知らぬ所で誕生する


かき消された存在は
何処へ行ったのでしょうか

その瞳が 唇が
腹を抱えて嘲笑う

小さく縮こまる体を抱いて

薄れ行く存在

本当は今が現実
本当は今が本当

闇が覆い 影を生し
遠い遠い一つの殻に
閉じこもる
パンドラの箱の中へ
身を浸し…

何も 見えない
何も…

2003/11/12 (Wed)

[22] 夜心
詩人:咲桜 [投票][編集]

ネガチックな夜に舞う
追いかけて捕まえて
漆黒の切れ間に外灯光
闇夜に浮かぶこの姿
焦らすように映して
貴方の心 誘(いざな)うわ

魅惑の微笑と強い瞳
熱帯夜に狂気

月が嘲笑ってるわ

不埒な戯れ好奇な遊び
貴方は何処まで?
あたしを捕まえられる?

2003/11/12 (Wed)

[23] ー秘ー
詩人:咲桜 [投票][編集]

秘密よ
この胸の囁きは

秘めごと織り成し
貴方へ捧ぐ

扉を今
開いて


華炎妖艶 蜜の味

甘く陽炎
貴方求めて蜃気楼

その扉を今
開いて

さぁ
おいでなさい

私の元へ

狂乱舞酔い
睡魔の中で

夢見翻弄
恋奴隷

浸る心は
戻れぬ道

ゆっくり
近付いてきて

そう そのまま
さぁ 扉を開けて







2003/11/12 (Wed)

[24] 生きる
詩人:咲桜 [投票][編集]

明日もあたしは生きている
歩き続けるのサ 命ある限り

苦に悲哀
楽に歓喜

穏やかな春の陽も
曇り模様泣く空も

どんな時でも歩いて行くのサ
この目がある限り
短い人生?長老人生?

わからないけど
わからないから

生きるのサ
時間がある限り

無駄にしたくない
この命

そしてあたしは掴むんだ
輝く光 いつの日か

2003/11/12 (Wed)

[25] クダ
詩人:咲桜 [投票][編集]

ありきたり
雨に唄えば

豪雨の果てに土石流
しまいにゃ落雷
火事親父

世間体の色眼鏡かき分けて
スマシタ面でストレス最大
瞬間風速絶叫マシーン

こんな姿にダレがした?

ウサバラ気ままにコーヒータイム
まだまだ続くよ無駄アガキ

おおっ
天使よ悪魔よ

我に裁きを

我にご加護を

身滅ぼしに星ひとつ

2003/11/12 (Wed)

[26] 独りごと
詩人:咲桜 [投票][編集]

宵の風に誘われて
今夜も歌うよ独り言
素通りOK
お暇なら 
右から左へ流すよに
聞いていってよ
心の内側



夜光蝶舞うシルバーネオン
闇夜に咲く華 狂乱天使

時の刻みに心が流れ
過ぎ行く時に黄昏刹那

うたかたの夢
永久(くおん)に語って

私だけのひとつ星
見つけたい

真昼の太陽 夜の月
二つの色で奏でたい

宵闇朝焼けいつまでも
心響かせ 彼方の果てまで

心の声が聴こえたら
私を見つけて 迎えに来て




今夜も歌う独り言

2003/11/12 (Wed)

[27] クサイ戯言いかがです?
詩人:咲桜 [投票][編集]

馨しき香りの向こうに貴女
僕は見つけた
貴女というLOVER

輝き月夜は貴女の光
心掻き立て不埒

真昼の太陽
瞳の眼差し
こぼれる魅力は魔力

嗚呼
僕を縛って夢中にさせて
微笑みは媚薬のよう

求めてやまない心を
貴女の中に浸らせて

一瞬でもいい
貴女が欲しい

2003/11/12 (Wed)

[28] 春咲き乙女
詩人:咲桜 [投票][編集]

ウタ世ウタへ夜春咲き乙女
短き一生尊い花弁
純な愁いを残さずに
ウタ世ウタへ夜春咲き乙女

私の中に貴方が見える
貴方の中に私が映る

華やぐ姿 眩しい眼差し
頬染めて 心 染めて

短き一生 熱く咲け
短き華想 刹那に散れ

貴方の心溶かすよに
貴方の心 残るよに

春咲き乙女…

2003/11/12 (Wed)

[29] ウタうたい
詩人:咲桜 [投票][編集]

あたしは幻想ウタうたい
今夜もここで言の葉綴る

真実偽り・・
夢幻に織成す竪琴調べ

夜桜降らせて花弁炎
夜明けと共に消えてゆく


真実偽り・・
夢幻に生まれた感情は
フィクションストーリー
踊りもせず 踊らせもしない

あたしの中のあたしのウタ
誰にも奏でられないあたしの幻想



一夜人世に人見ごろ
あたしは幻想ウタうたい

2003/11/12 (Wed)

[30] 生き人形
詩人:咲桜 [投票][編集]

真昼部屋
汗ばむ肌と蝕む頭
脳細胞は溶けてゆく

腐臭の心に
腐乱な瞳

黒雲ガラスに囲まれた
泥空間

光は闇
闇は刻

身動きとれない
かたまりつつある現状

声も出ず
忘却の彼方

汗が滴る

狂った時計は鼓動

僕はまるで
生き人形

潰された瞳は
意味のないただの
装飾品

この手も この体も
心さえすべて

嗚呼… 

2003/11/12 (Wed)
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