| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
中途半端な優しさはいらない
いい人気取りに自己陶酔
心配そうな瞳の下で
ほら 口元は
おかしくて
笑ってる
妄想なのか現実か
腹ン中の迷宮路
わき出る黒水に
飲込まれカラーリング
見知らぬ一人の人間が見知らぬ所で誕生する
かき消された存在は
何処へ行ったのでしょうか
その瞳が 唇が
腹を抱えて嘲笑う
小さく縮こまる体を抱いて
薄れ行く存在
本当は今が現実
本当は今が本当
闇が覆い 影を生し
遠い遠い一つの殻に
閉じこもる
パンドラの箱の中へ
身を浸し…
何も 見えない
何も…
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
ネガチックな夜に舞う
追いかけて捕まえて
漆黒の切れ間に外灯光
闇夜に浮かぶこの姿
焦らすように映して
貴方の心 誘(いざな)うわ
魅惑の微笑と強い瞳
熱帯夜に狂気
月が嘲笑ってるわ
不埒な戯れ好奇な遊び
貴方は何処まで?
あたしを捕まえられる?
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
秘密よ
この胸の囁きは
秘めごと織り成し
貴方へ捧ぐ
扉を今
開いて
華炎妖艶 蜜の味
甘く陽炎
貴方求めて蜃気楼
その扉を今
開いて
さぁ
おいでなさい
私の元へ
狂乱舞酔い
睡魔の中で
夢見翻弄
恋奴隷
浸る心は
戻れぬ道
ゆっくり
近付いてきて
そう そのまま
さぁ 扉を開けて
今
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
明日もあたしは生きている
歩き続けるのサ 命ある限り
苦に悲哀
楽に歓喜
穏やかな春の陽も
曇り模様泣く空も
どんな時でも歩いて行くのサ
この目がある限り
短い人生?長老人生?
わからないけど
わからないから
生きるのサ
時間がある限り
無駄にしたくない
この命
そしてあたしは掴むんだ
輝く光 いつの日か
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
ありきたり
雨に唄えば
豪雨の果てに土石流
しまいにゃ落雷
火事親父
世間体の色眼鏡かき分けて
スマシタ面でストレス最大
瞬間風速絶叫マシーン
こんな姿にダレがした?
ウサバラ気ままにコーヒータイム
まだまだ続くよ無駄アガキ
おおっ
天使よ悪魔よ
我に裁きを
我にご加護を
身滅ぼしに星ひとつ
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
宵の風に誘われて
今夜も歌うよ独り言
素通りOK
お暇なら
右から左へ流すよに
聞いていってよ
心の内側
夜光蝶舞うシルバーネオン
闇夜に咲く華 狂乱天使
時の刻みに心が流れ
過ぎ行く時に黄昏刹那
うたかたの夢
永久(くおん)に語って
私だけのひとつ星
見つけたい
真昼の太陽 夜の月
二つの色で奏でたい
宵闇朝焼けいつまでも
心響かせ 彼方の果てまで
心の声が聴こえたら
私を見つけて 迎えに来て
今夜も歌う独り言
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
馨しき香りの向こうに貴女
僕は見つけた
貴女というLOVER
輝き月夜は貴女の光
心掻き立て不埒
真昼の太陽
瞳の眼差し
こぼれる魅力は魔力
嗚呼
僕を縛って夢中にさせて
微笑みは媚薬のよう
求めてやまない心を
貴女の中に浸らせて
一瞬でもいい
貴女が欲しい
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
ウタ世ウタへ夜春咲き乙女
短き一生尊い花弁
純な愁いを残さずに
ウタ世ウタへ夜春咲き乙女
私の中に貴方が見える
貴方の中に私が映る
華やぐ姿 眩しい眼差し
頬染めて 心 染めて
短き一生 熱く咲け
短き華想 刹那に散れ
貴方の心溶かすよに
貴方の心 残るよに
春咲き乙女…
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
あたしは幻想ウタうたい
今夜もここで言の葉綴る
真実偽り・・
夢幻に織成す竪琴調べ
夜桜降らせて花弁炎
夜明けと共に消えてゆく
真実偽り・・
夢幻に生まれた感情は
フィクションストーリー
踊りもせず 踊らせもしない
あたしの中のあたしのウタ
誰にも奏でられないあたしの幻想
一夜人世に人見ごろ
あたしは幻想ウタうたい
| 詩人:咲桜 | [投票][編集] |
真昼部屋
汗ばむ肌と蝕む頭
脳細胞は溶けてゆく
腐臭の心に
腐乱な瞳
黒雲ガラスに囲まれた
泥空間
光は闇
闇は刻
身動きとれない
かたまりつつある現状
声も出ず
忘却の彼方
汗が滴る
狂った時計は鼓動
僕はまるで
生き人形
潰された瞳は
意味のないただの
装飾品
この手も この体も
心さえすべて
嗚呼…