詩人:咲桜 | [投票][編集] |
まだ出会ってないの
この恋は序の口
そう まるでテキスト
ページめくって展開して
マニュアルみたい
階段は
遠く遠く
何処まであるのか
見えないくらい
今のステージなんて
わからない
ただ一つ 心が語るわ
まだ出会っていないの
白馬の王子を待つような
甘いストーリー
ぬるま湯に浸かるような
やわなストーリー
いらないわ
物語に興味はないの
すべてが震える
刺激な現実
昼夜寝ても覚めても
やまない程の愛しさと
突き刺さる程の情熱
探してる・・・
いつか必ず巡り逢う
この階段の彼方
まだ出会ってないの
今はまだ・・・
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想いは陽炎
アスファルト 焼け付くように
あたしの心 溶けて行く
悪戯に 蜃気楼
貴方の姿おぼろげに
その眼差 瞳くぎ付け
昂ぶる本能
揺さぶる灼熱
激な情動
対極する穏やかな愛情
風が吹く
蜃気楼の彼方
貴方探して桃源郷
手を 伸ばさずには
いられない
心 求めずには
いられない
今日こそ貴方を
逮捕しちゃうぞっ!
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朧月夜は 貴女の心
夜明けに泣く鳥 貴女の涙
朝陽が 妬く
紅色の恋炎
凍てつくこの身
辛苦に浸して
嫉妬の炎で
一途な心
殺めたい
届かぬ想いに
邪念をこめて
去り行くあの人
業の呪縛で繋ぎたい
愛故に 憎故に
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私のゆくえ
どちらへ?
こっちの彼方へ
あっちのかなたへ
わかりませんわ
陽のあたる場所
どしゃ降りの中
うっそうとした森
大都会 摩天楼の下
それとも・・・
地球の裏側
わかりませんわ
それでも・・・
私はいるのです
私という人間が
存在するのです
この空のどこかで・・・
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すました仮面ははずしてさ
チンクシャ顔で
鼻水垂らして
おっきな声で泣いてみるのも
たまには いんじゃない?
強がり気取りや鼻高々
ジャストビューティー
みぃんな捨てて
ホントの自分に戻ろうよ
ホラ 笑いなさいよ
鏡に映る アナタの笑顔
涙に濡れて とってもキュート
素直が一番 らしさが一番
仮面に惚れた男なら
振っちまいな 惜しくはないさ
ホントを手に入れるなら
素顔で勝負さ
お飾りは
何の戦闘にもなりゃしない
嘘偽りの幸せを手に
幸せ感じる生き方は
人生台無し 節穴さ
さぁ そのままの心で
怖がる事は何もないから
自分を殺さずピュアを捨てずに
前向いて 歩こう
アナタは 可愛い
素敵な人
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沈む陽光に影を落として
夜のとばりが降りてくる
煌くネオン
一夜のシネマ 怪しいロマンス
すれ違いザマの心と心
魅惑を奏でたクモの巣に
羽根を休める獲物を待つの
ここは私のエデン
光と闇のエチュード
おいで・・・
貴方の色に染まってあげる・・・
ヨジレタ心 毒に浸して
おやすみなさい
甘い臥所の中
貴方が目覚めるその日まで
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午前零時
月明かりのない暗がりの中
私という 命を燈す
絡み合う赤と青の炎
螺旋となって昇る
あの宇宙の向こうまで
この夢の向こうまで
この暗がりは
心の空間
両手広げて 優雅に流れ
春の夜風に 肌をまかせる
命の火は 私の火は
私はウタをウタえてますか?
私はうまく踊れていますか?
手探りの中掴んだモノは
記憶の中に舞うサクラ花
手のひらに
もうすぐ夜が明ける
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先のある恋なのか
通り過ぎる恋なのか
予想はつかない
今 この瞬間の感情
あたしは信じてる
心のままに
流されたい
障害の中生涯を
貫きたい
貴方がいて私がいて
欠けることない絆を
やまない愛を
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この街にさよなら
明日私は旅立つ
遠い西の国へ
北の大地に背を向けて
森の都とたとえる程に
私の故郷は澄んだ自然
空や海 森や星が
きらきらと輝いて
この街にさよなら
明日私は旅立つ
大切な人達
いつまでも
元気でいてね
私の事は
忘れていいから
出来ればそっと心の片隅で
思い出して
さよならこの街
さよなら
今までの私
新たな土地で
新たな私
探すわ
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私の胸に咲く花は
小さな小さな恋の花
淡いピンクが背伸びして
ちょっとおマセな赤い花
大人の扉を開くよに
恋の花も咲き乱れ
色も情熱
燃える赤
心と体
染め上げる