詩人:咲桜 | [投票][編集] |
沈む陽光に影を落として
夜のとばりが降りてくる
煌くネオン
一夜のシネマ 怪しいロマンス
すれ違いザマの心と心
魅惑を奏でたクモの巣に
羽根を休める獲物を待つの
ここは私のエデン
光と闇のエチュード
おいで・・・
貴方の色に染まってあげる・・・
ヨジレタ心 毒に浸して
おやすみなさい
甘い臥所の中
貴方が目覚めるその日まで
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
すました仮面ははずしてさ
チンクシャ顔で
鼻水垂らして
おっきな声で泣いてみるのも
たまには いんじゃない?
強がり気取りや鼻高々
ジャストビューティー
みぃんな捨てて
ホントの自分に戻ろうよ
ホラ 笑いなさいよ
鏡に映る アナタの笑顔
涙に濡れて とってもキュート
素直が一番 らしさが一番
仮面に惚れた男なら
振っちまいな 惜しくはないさ
ホントを手に入れるなら
素顔で勝負さ
お飾りは
何の戦闘にもなりゃしない
嘘偽りの幸せを手に
幸せ感じる生き方は
人生台無し 節穴さ
さぁ そのままの心で
怖がる事は何もないから
自分を殺さずピュアを捨てずに
前向いて 歩こう
アナタは 可愛い
素敵な人
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
私のゆくえ
どちらへ?
こっちの彼方へ
あっちのかなたへ
わかりませんわ
陽のあたる場所
どしゃ降りの中
うっそうとした森
大都会 摩天楼の下
それとも・・・
地球の裏側
わかりませんわ
それでも・・・
私はいるのです
私という人間が
存在するのです
この空のどこかで・・・
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
朧月夜は 貴女の心
夜明けに泣く鳥 貴女の涙
朝陽が 妬く
紅色の恋炎
凍てつくこの身
辛苦に浸して
嫉妬の炎で
一途な心
殺めたい
届かぬ想いに
邪念をこめて
去り行くあの人
業の呪縛で繋ぎたい
愛故に 憎故に
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
想いは陽炎
アスファルト 焼け付くように
あたしの心 溶けて行く
悪戯に 蜃気楼
貴方の姿おぼろげに
その眼差 瞳くぎ付け
昂ぶる本能
揺さぶる灼熱
激な情動
対極する穏やかな愛情
風が吹く
蜃気楼の彼方
貴方探して桃源郷
手を 伸ばさずには
いられない
心 求めずには
いられない
今日こそ貴方を
逮捕しちゃうぞっ!
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
まだ出会ってないの
この恋は序の口
そう まるでテキスト
ページめくって展開して
マニュアルみたい
階段は
遠く遠く
何処まであるのか
見えないくらい
今のステージなんて
わからない
ただ一つ 心が語るわ
まだ出会っていないの
白馬の王子を待つような
甘いストーリー
ぬるま湯に浸かるような
やわなストーリー
いらないわ
物語に興味はないの
すべてが震える
刺激な現実
昼夜寝ても覚めても
やまない程の愛しさと
突き刺さる程の情熱
探してる・・・
いつか必ず巡り逢う
この階段の彼方
まだ出会ってないの
今はまだ・・・
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
真昼部屋
汗ばむ肌と蝕む頭
脳細胞は溶けてゆく
腐臭の心に
腐乱な瞳
黒雲ガラスに囲まれた
泥空間
光は闇
闇は刻
身動きとれない
かたまりつつある現状
声も出ず
忘却の彼方
汗が滴る
狂った時計は鼓動
僕はまるで
生き人形
潰された瞳は
意味のないただの
装飾品
この手も この体も
心さえすべて
嗚呼…
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
あたしは幻想ウタうたい
今夜もここで言の葉綴る
真実偽り・・
夢幻に織成す竪琴調べ
夜桜降らせて花弁炎
夜明けと共に消えてゆく
真実偽り・・
夢幻に生まれた感情は
フィクションストーリー
踊りもせず 踊らせもしない
あたしの中のあたしのウタ
誰にも奏でられないあたしの幻想
一夜人世に人見ごろ
あたしは幻想ウタうたい
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
ウタ世ウタへ夜春咲き乙女
短き一生尊い花弁
純な愁いを残さずに
ウタ世ウタへ夜春咲き乙女
私の中に貴方が見える
貴方の中に私が映る
華やぐ姿 眩しい眼差し
頬染めて 心 染めて
短き一生 熱く咲け
短き華想 刹那に散れ
貴方の心溶かすよに
貴方の心 残るよに
春咲き乙女…
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
馨しき香りの向こうに貴女
僕は見つけた
貴女というLOVER
輝き月夜は貴女の光
心掻き立て不埒
真昼の太陽
瞳の眼差し
こぼれる魅力は魔力
嗚呼
僕を縛って夢中にさせて
微笑みは媚薬のよう
求めてやまない心を
貴女の中に浸らせて
一瞬でもいい
貴女が欲しい