詩人:咲桜 | [投票][編集] |
宵の風に誘われて
今夜も歌うよ独り言
素通りOK
お暇なら
右から左へ流すよに
聞いていってよ
心の内側
夜光蝶舞うシルバーネオン
闇夜に咲く華 狂乱天使
時の刻みに心が流れ
過ぎ行く時に黄昏刹那
うたかたの夢
永久(くおん)に語って
私だけのひとつ星
見つけたい
真昼の太陽 夜の月
二つの色で奏でたい
宵闇朝焼けいつまでも
心響かせ 彼方の果てまで
心の声が聴こえたら
私を見つけて 迎えに来て
今夜も歌う独り言
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
ありきたり
雨に唄えば
豪雨の果てに土石流
しまいにゃ落雷
火事親父
世間体の色眼鏡かき分けて
スマシタ面でストレス最大
瞬間風速絶叫マシーン
こんな姿にダレがした?
ウサバラ気ままにコーヒータイム
まだまだ続くよ無駄アガキ
おおっ
天使よ悪魔よ
我に裁きを
我にご加護を
身滅ぼしに星ひとつ
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
明日もあたしは生きている
歩き続けるのサ 命ある限り
苦に悲哀
楽に歓喜
穏やかな春の陽も
曇り模様泣く空も
どんな時でも歩いて行くのサ
この目がある限り
短い人生?長老人生?
わからないけど
わからないから
生きるのサ
時間がある限り
無駄にしたくない
この命
そしてあたしは掴むんだ
輝く光 いつの日か
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
秘密よ
この胸の囁きは
秘めごと織り成し
貴方へ捧ぐ
扉を今
開いて
華炎妖艶 蜜の味
甘く陽炎
貴方求めて蜃気楼
その扉を今
開いて
さぁ
おいでなさい
私の元へ
狂乱舞酔い
睡魔の中で
夢見翻弄
恋奴隷
浸る心は
戻れぬ道
ゆっくり
近付いてきて
そう そのまま
さぁ 扉を開けて
今
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
ネガチックな夜に舞う
追いかけて捕まえて
漆黒の切れ間に外灯光
闇夜に浮かぶこの姿
焦らすように映して
貴方の心 誘(いざな)うわ
魅惑の微笑と強い瞳
熱帯夜に狂気
月が嘲笑ってるわ
不埒な戯れ好奇な遊び
貴方は何処まで?
あたしを捕まえられる?
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
中途半端な優しさはいらない
いい人気取りに自己陶酔
心配そうな瞳の下で
ほら 口元は
おかしくて
笑ってる
妄想なのか現実か
腹ン中の迷宮路
わき出る黒水に
飲込まれカラーリング
見知らぬ一人の人間が見知らぬ所で誕生する
かき消された存在は
何処へ行ったのでしょうか
その瞳が 唇が
腹を抱えて嘲笑う
小さく縮こまる体を抱いて
薄れ行く存在
本当は今が現実
本当は今が本当
闇が覆い 影を生し
遠い遠い一つの殻に
閉じこもる
パンドラの箱の中へ
身を浸し…
何も 見えない
何も…
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
伝わるわ 貴方の心…
伝わるわ
それでも・・・
私は・・・
貴方を見つめない・・・
宵酔う帳が幕下ろす
MOONLIGHT・・影生めば
下弦の衣に身を隠し
貴方の知らない私になるの
その眼で 心を惹いて
私の眼には ネオンの輝き
貴方が私を映す世に
私に貴方を映してみせて
闇夜漂う妖しの円舞曲
撃ち抜いて ピリオドを
奪いなさい 壊しなさい
下弦の衣 破り捨て
貴方の温もり 私を包んで
夜明けが来るその時に
朝陽の雫で私を纏って
魅惑の闇夜と下弦の月
優雅な浮世の恋誘惑
囁きは天真爛漫雨あられ
追いつ負われつ 貴方の心
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
お日様沈んで
お月さんが顔出すよ
トボトボ・・・
トボトボ…
一人ぼっちなこんな夜
お家の中は暗くて怖い
一人ぼっちなこんな日は
夜空に浮かんだお月さん
お話聞いて
どんより朧
ボケた月
雲にかかって
もっとどんより
あたしのお話聞こえない
騒々しく行き交う電車
慌しく乗り込む人達
何処へ行くの
一人ぼっちのこんな夜
月は朧 雲隠れ
人込みの波に乗り込もう
慌しく一緒に
この中へ飛び込もう
ここより 遠く
もっと 遠くへ
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
君と離れて暮らす
僕の隣に別の女
心と体は別物で
時間が経てば
隣の女を抱いている
別の顔
別の体
別の声
感情が無くても
女は抱ける
手に届く温もりで
今を凌ぐ
一瞬だけのまどろみと快楽は
寂しさ紛らす悲しい性
パッと消えて
空しさがやってくる
愛せない
愛せない
君しか・・・
別の顔別の体別の声
わかっているけど
寂しさ故に別の女
逢いたい・・・
詩人:咲桜 | [投票][編集] |
闇を彩る月光の中
華のトゲを身に纏い
舞い散る春を白肌に
今宵 私は蝶になる
ゆらゆら・・・
羽根の向こうに貴方が見える
私を欲しがる貴方が見える
捕まらないわ―
捕まえてみて―
吐息は春風 戯れる様
ゆっくりゆっくり じらす様
溶け出す恋は 羽根の色
月夜に映えた 貴方の瞳
ゆらゆら・・・
ゆらゆら・・・
私の羽根の向こうに・・・