詩人:咲桜 | [投票][編集] |
木枯し吹くには早いけど
見上げて見れば 秋の空
ボルドー色には早いけど
温もり恋しい 心は秋
季節は巡る
私も巡る
時は流れ
いろんな出来事 想い出に
遠き過去は色褪せて
今 目に映るのは 鮮やかに
冬が来る前に
(足踏み聞こえる前に)
秋が終わらぬうちに
(私の心隠さずに)
勇気を出して
トキメキのニュアンス
貴方の胸から 奪いたい
暑い夏の風が
肌寒い微妙な秋の風に
バトンタッチするように
私の背中を 押してくる
明日 貴方に逢ったら
真っ直ぐにその目を見つめて
照れ隠しなんかしないで
頬が真っ赤に染まっても
心 自由に
羽ばたくわ
恋しいのは
貴方の温もり
季節は秋
ロマンスの欠片
手に入れた