君が涙を流しても君が凍える夜を過ごしても君を抱きしめてあげることができない旅立ったわたしは方向さえ見失って戻る道さえ忘れて差し出された手は君の手じゃなくてその手に導かれて今ここに立ってる笑顔の君や涙顔の君が頭に浮かんでは夜空を眺めて君を探す君との思い出を飾った夜空は君の隣で見上げてた時よりもぼやけて輝きを増すだけで君への道を導いてなんかくれない
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