詩人:アイス | [投票][編集] |
今年はじめての雪
外は静かで真っ暗で
小さなこたつから
抜け出せなかったね
目を擦れば‥
あくびをすれば‥
眠たくなった?って
私を気遣ってくれた
寝返るたびに‥
鼻をすするたびに‥
寒い?大丈夫?って
2人で1枚の布団を
ほとんど譲ってくれた
あなたの心の温かさ
誰よりも感じているよ
離れたくないけれど
掴み取る事はできない
誰よりも想ってるのに
繋がらないの赤い糸
今年はじめて見た雪
雨が降って雪に変わり
少し積もって雨に戻る
悲しいけど愛しいの
まるで私と貴方のよう
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昔は少し嫌だった
この八重歯も‥
10年も経てば
もう違和感はない
けどあの日から
この八重歯が好き
八重歯を可愛いと
言ってくれたから
八重歯が見えるほど
笑っていられるのは
君が好きだからよ
私がとびっきりの
笑顔でいれるのは
君のおかげなんだ
丸くとがった歯が
ちらっと見える時は
この一瞬一瞬が
幸せっていう証なの
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あいしてた
あいしてた
信じてた
信じたかった
突き放されても
あいしてた
だからずっと
信じてた
信じたかった
また二人で
歩き始めた時は
あいしてた
だけど私から
信じる力が
抜けてしまった
あいしたいけど
信じる強さを
忘れてしまった
あの日のまま
心を残したまま
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優しさですか?
同情ですか?
バレてないと
思ってますか?
隠しているの?
何が事実ですか?
そんな嘘なんて
いらないからね
私の為のような
君自身の為の嘘
隠さないで教えて
私がほしいのは
君の心でなく
君の嘘でもなく
たったひとつの
真実だけなの
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わたしは自分のことを
不幸せだと思っていた
実際に生活面でも
経済面でも家庭環境も
異性との関係だってそう
いつも周りより複雑で
辛く悲しい思いもした
裏切られることにさえ
脅えるけど慣れてしまう
自分だけ不幸だって
人には言えないけれど
ずっと思っていたの
だけど気付いたんだ
今じゃ笑って話せる位
強くなれたんだよって
その話し聞いてくれる
大事な友達がいるって
この世に変わりのいない
わたしの家族がいたって
好きな人に裏切られても
また誰かを好きになる
全ては自分に与えられた
試練や物語だって思う
たとえ決められた道でも
支えになってくれる人や
話しを聞いてくれる人や
見守ってくれる人がいれば
それだけで幸せなんだ
だから怖がらずに進もう
とにかく今すぐ出来る事を
それは
逢いたい人に逢いに行く事
もうすぐ春だよねって
そう笑って言うから
サヨナラの季節だよね
もうあなたを卒業します
淋しくて切ない結末でも
あなたと出逢えたわたし
とても幸せ者でした
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裏切りも
我が儘も
嘘も全部
君だけを
見ていたよ
君だけを
信じてたよ
優しさや
甘い言葉
思わせぶり
全部含め
君だけを
好きだった
一生懸命な
自分の話
振り返ると
笑いかける
その笑顔
どうして
いつの間に
君を全部
信じれない
もう嘘は
やめようよ
バレてない
ってのは
知らぬふり
してるだけ
君ももう
疲れたよね
私はもう
ヘトヘトよ
守るべき
人たちが
いるのよね
その人だけ
見てなさい
もうよそ見
しちゃだめ
女遊びは
卒業してよ
それでも
好きだった
好きだった
からこそ
君から卒業
してくね
ありがと
さようなら
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歩くのが遅いわたしを
何度も振り返り気にする
あなたが好きみたいっ
不器用だから隣に並んで
歩くのがちょっと辛い
意地悪で違う方に歩くと
いつの間にかそばに来て
自然体でいてくれたね
何も言わずに歩幅あわせ
ずっと隣で同じ景色を
眺めようとしてくれるっ
あなたが歩きだしたなら
わたしも後ろを付いて歩く
わたしが立ち止まったら
あなたは振り返り待ってる
不器用だから探り合いね
だけど優しさでいっぱい
わたしを温めてくれてるよ
あなたはどう感じてるの?
今日一緒に行った動物園で
一緒に見たキリンの姿は
優しい目をしたあなたの様
わたしがキリン好きな理由
今ならちょっとわかるかも
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私の全てだって
思ってたものさえ
消え去っていき
二度と戻らないの
同じ人間でこんな
不公平が出るの
私の全てだった
愛した人達は何故
何故私を残して
消えていくのです
何故いつも寂しい
想いばかりするの
冬の冷たさが残る
春風が切ないよ
もう貴方は居ない
桜さえ見えない
どうしようもない
からっぽな私には
温かな春は要らない
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忘れたいと願うたび
あなたとの時間を
思い返してしまうの
また思い返すたび
あなたのこと好きに
なりそうで怖いの
忘れてしまうには
思い出にするには
まだ早すぎるのかな
次に生まれ変わって
あなたの一番大事な
人になりたいから
今はあなたの幸せを
一生懸命に祈るよ
忘れたいと願うけど
あなたといた時間が
生まれ変わっても
あなたとこうやって
巡り会えるっていう
予告編かもしれない
そう思いたくなる
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忘れたなんて言わない
諦めたなんて言えない
ずっとずっと好きだから
君に贈る詞が増えるよ
昨日も今日も明日もね
1秒でも考えない日は
きっと来ないと思うんだ
出逢ったことを悔やむ位
君は今でも私の心にいる
もう二度と逢わないって
やっと決心が付いたの
だから100個目の詩は
君へのありがとうの詩
思い出さない日はない
君と逢えないのは寂しい
私を1秒でも思い出して
懐かしいと感じて欲しい
それだけで私は満足よ
100個目の詩だよ
元気で幸せになってね