詩人:アイス | [投票][編集] |
変わらないで
愛しい人よ
笑った顔も
歩き方も
喋り口調も
以前と同じ
でも何故か凄く
変わってしまった
気がするの
それが何なのか
何が変わったのか
わからないよ
私の気持ちなのか
君の気持ちなのか
時間が何かを
変えてしまった
忘れないでいよう
二人が出逢った
奇跡だけでも
互いの胸に
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台風が去った日の夜
静かな空は澄んでいた
少し涼しい風を感じ
輝き続ける星を見上げ
君と同じ空の下にいる
なんだか切なくって
温かい涙が流れてきた
その涙は頬から落ちぬ間に
台風の後の静かな風に
渇かされていった
今もまだ君が好き
私の涙を乾かしてくれる
台風の後の静かな風も
同じ位に好きになったよ
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君の帰り道だった
一直線の長い裏道
三つ目を左に曲がれば
君の家があるよね
こんなにも近くで
お互い暮らしていて
想いは遥か遠くに
置いてきぼりにされたまま
今残るものは最後に
手を振り見送った
君の後ろ姿の残像だった
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お月様はしってるよ
あの日あなたと出会った軌跡
お月様はしってるよ
あの日夜空を見上げた二人を
あなたの心に残っててほしい
あの日二人寄り添い
見上げた月をいつまでも
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カッコ良く
なくていい
男らしく
なくていい
気が弱わくて
根性無しでいい
私が辛くて
涙しているとき
何も言わず
ただ強く
抱き締めて
くれれば
それでいい
あなたが側に
居るだけでいい
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あの駐輪場
緑色のバイク
見掛けたならば
私の鼓動が
早くなるよ
おはよう
そう心で呟くのが
私の日課になっていた
大好きだった君には
もう会えないのですか?
あの駐輪場
緑色のバイクが
私の心を
切なくさせるよ
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あの日ふたりでつけた
丸いキャンドルの光
いまも消したまま
あの日とおなじまま
この部屋に残っている
もう小さな灯りともさない
溶けないように
消えないように
あの日ふたりでいた証
このまま残していよう
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あなたの手
わたしの手
そっと重なれば
どこまでも行けるよ
あなたの目
わたしの目
ほほえみ合えば
ほかに何もいらないよ
わたしにとって
あなたはそんな存在