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アイスの部屋


[88] ふたりの冬
詩人:アイス [投票][編集]


真っ暗な冬の早朝

いつもより少しだけ

早く待ち合わせした



愛しい気持ちが

今にも溢れ出しそうで

夜も眠れなかったよ



短く切ってしまった髪

ちょっとだけ後悔して

薄明るい外へ飛び出す



電車の中は暖かかで

冷たく澄んだ大空は

いつもに増して快晴で



窓から見えるこの景色

あなたに見せたい



天気良いねって話して

身に染みる寒さなんて

吹き飛ばすくらいに

つよく手を握りしめて



会えた時の幸せを

噛み締め歩いた冬の日



2008/01/04 (Fri)

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