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アイスの部屋


[96] 卒業
詩人:アイス [投票][編集]


わたしは自分のことを
不幸せだと思っていた


実際に生活面でも
経済面でも家庭環境も
異性との関係だってそう




いつも周りより複雑で
辛く悲しい思いもした




裏切られることにさえ
脅えるけど慣れてしまう




自分だけ不幸だって
人には言えないけれど
ずっと思っていたの




だけど気付いたんだ


今じゃ笑って話せる位
強くなれたんだよって


その話し聞いてくれる
大事な友達がいるって


この世に変わりのいない
わたしの家族がいたって


好きな人に裏切られても
また誰かを好きになる




全ては自分に与えられた
試練や物語だって思う


たとえ決められた道でも
支えになってくれる人や
話しを聞いてくれる人や
見守ってくれる人がいれば


それだけで幸せなんだ




だから怖がらずに進もう


とにかく今すぐ出来る事を




それは


逢いたい人に逢いに行く事




もうすぐ春だよねって


そう笑って言うから




サヨナラの季節だよね




もうあなたを卒業します




淋しくて切ない結末でも


あなたと出逢えたわたし




とても幸せ者でした




2008/02/21 (Thu)

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