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美知の部屋


[4] 被害妄想
詩人:美知 [投票][編集]

臆病な僕は

些細な事を気にしては

自分を自滅へ追いやっている気がするんだ

人の言葉や視線や表情をうかがっては

間違った分析を繰り返し

何の罪もない人々を敵とみなし

無駄な警戒心を抱いては

無理な表情をつくり

不自然な人間関係のまま毎日を過ごす

疲れるのは僕だけだとわかっているのに

馬鹿な僕は同じ事を繰り返しては

後悔している

人を信じきれない僕自身に僕はうんざりしている

一度でも敵とみなしてしまった皆

本当に弱い僕でごめん

もっと強くなれたらいいのにな

いつか、きっと

2006/02/25 (Sat)

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