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六日の菖蒲の部屋  〜 新着順表示 〜


[8] 雨(2)
詩人:六日の菖蒲 [投票][編集]

雨の日が好きです
屋根に突き刺さる雨音
何もかも流してくれる感じの
雨の日が好きです

呆然と立ち尽くす
ただ呆然と
傘もささずに

雨の日が好きです
屋根に突き刺さる雨音
何もかも流してくれる感じの
雨の日が好きです

別れ間際のカップルを見ました
それでもまだ、カップルです

2006/05/15 (Mon)

[7] 先駆け
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いつも同じ席に座る

あの子の隣の席を

先駆け

2006/05/15 (Mon)

[6] イガイガボール
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イガイガボール

気持ちで膨らむ

イガイガボール

あちこち跳ねまわり

なにが起こるか分からない

イガイガボール

相手に届くまで

随分時間がかかりそう

2006/05/15 (Mon)

[5] 
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ビューっと音を鳴らし
風は存在意義を求める
自由は無い
自由という鎖に拘束され
不自由している
何のために吹いてるのか
悲しさ?悪戯?

勝手な概念は嵐を喚び
決めつけは災害をもたらす

全ての思惑を捨て去り
純粋に風を感じ取れば

あなたにとって
特別な風になるかもしれない

ビュー、ビュー
ビュー、ビュー
ビュー、ビュー

2006/05/13 (Sat)

[4] 
詩人:六日の菖蒲 [投票][編集]



一見、ただ突っ立ってるだけの長物

だが実際は生き物達を支えている

今は無意味だと思われても
今は邪魔だと伐り倒されても

いつか必要にされる日が来る
だから今はこれでいい

表舞台に立つ奴らが
気づくその日まで
今し方想っていよう

2006/05/13 (Sat)

[3] みたらしだんご
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一言言葉を交わして
ちょい緊張
席替え隣に
君を願う
消しゴム貸して
ちょい興奮

甘い甘い
君は僕の
みたらしだんご

2006/05/13 (Sat)

[2] 
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弾かれても
弾かれても
降り続ける雨

弾かれても
弾かれても
止むことを知らない

気がつけば
地は雨水

決まっていつも雨の日だった
君に告白するのは

2006/05/13 (Sat)

[1] 背伸びコップ
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いつも使っているコップは小さくて
何度も何度も酌まなきゃいけない

最初は満たされてたけど

次第に飲む度に思うようになってた、面倒だなって

だから新しいコップにしたんだ
便利だと思った。一回で自分を満たしてくれるから

でもすぐにそのコップ、落として割っちゃったんだ

前のコップ捨てちゃったし

僕のコップ、無くなったよ


ごめんねお母さん。

2006/05/11 (Thu)

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