詩人:巳年生まれ | [投票][編集] |
それは以前に
一回したきり
もうすっかり
懲りてるのさ
もう他人の
傷付く様を
見ていたく
ないのだよ
ぼくと言う人間は
他人が背負うには
重すぎる人間だぜ
わかってるんだよ
人間の中身は
赤色なんだよ
みんな同じさ
知ってるかい
どいつもこいつも
そんなもの見たら
気持ち悪いったら
ないに決まってら
見るなよ
ぼくの顔を見るなよ
聞くなよ
ぼくの声を聞くなよ
来るなよ
きみは家に来るなよ
喋るなよ
きみは声を出すなよ
もう何も
わかりたくないんだよ
もう何も
知られたくないんだよ
もう誰も
わかっちゃないんだよ
したらば
もう誰も彼も
構ってくれなくなるんだ
わかってるよ
わかってるんだよ
でも
それでいいんだよ
お互いのためなんだよ
きみのことなんてさ
これ以上知りたくもない
きみのことなんてさ
これ以上知りたくもない
知りたくもないのさ
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秘密くらいは
守れなきゃいけない
秘密っていうくらい
内緒じゃなきゃいけない
つまるとこは俺が
リーサル・ウエポンさ
こまるとこは俺が
引導を渡してやるのだ
わかってんだぜ
なのにどうだい
この扱いのぞんざい
今日も暗い格納庫
地下百階の格納庫なのさ
俺はやれんだぜ
そのスイッチさえ
押してくれりゃあ
いつでもやれんだぜ
俺はやれんだぜ
いけんだぜ…
なあ…
言っとくけど…
俺がひとたび
動いちまえばよ
あっと言ったが最期
世界は崩壊しちまうよ
お前の手にある
スイッチでもって
あっと言わずもがな
世界は崩壊しちまうよ
時間なんてよ
どうせ過ぎちまうぜ
時間なんてよ
気にするこたないぜ
どうせ俺が
壊しちまうんだからよ
ぜんぶ俺が
壊しちまうんだからよ
なんにも守れやしないぜ
お前にゃ
なんにも守れやしないぜ
俺達にゃ
わかってんだぜ…
わかってんだろ…
お前がひとたび
動いちまえばよ
あっと言ったが最期
世界は崩壊しちまうよ
お前の手にある
スイッチでもって
あっと言わずもがな
世界は崩壊しちまうよ
時間なんてよ
どうせ過ぎちまうぜ
時間なんてよ
気にするこたないぜ
どうせお前が
壊しちまうんだからよ
ぜんぶお前が
壊しちまうんだからよ
あんまりさ
人のせいにすんなよ…
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先ずは目覚めに朝露落ちる
垂れる絶壁頭を突き抜ける
薄っぺらい脳にknow-how叩き付ける
這うノライヌなんかを焚き付ける
いつも超光速で通り過ぎる
ゆえに日曜が久しく感じる
不景気なんで時計を気にする
怪人は気にせず大抵はスルー
ヒーローは二度寝で遅れてくるもんだぜ
なんくるないさ
くるすらないんだから
1回転コマンド
ぐるぐるでも出ないわ
SUN値上がって
日もまたうなぎ昇ってく
あーなんかうなぎ食べたい
…まあ
ヒーローは三度寝で遅れてくるもんだぜ
クロックアップだ
ライトニンガール
今日も物理的に
解決してみる
片手間でライドだ
ザ・ライトニンガール
今日は新しい敵から
攻撃してみる
たまにスーパーに寄ると
さっき戦った怪人と出くわす…
たまに公園で一服してると
子供に悪影響ってんで叱られる…
たまにマントつけたら?って言われるが
初代ナイトオウルにならってつけない…
べつに
いけなくはないだろ…
クロックアップだ
ライトニンガール
今日も平和的に
解決してみる
片手間でライドだ
ザ・ライトニンガール
今日は懐かしい敵から
挨拶してみる
クロックアップだ
ライトニンガール
今日も物理的に
解決してみる
片手間でライドだ
ザ・ライトニンガール
今日は新しい敵から
攻撃してみる
ライトニンガールは架空の人物です
ライトニンガールは架空の人物です
ライトニンガールは架空の人物です
最初に言うべきだったね
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なんか最近
筋肉がついた
簡単に言うと最近
少し痩せた
なぜだ
育つ上腕二頭筋
しぼんでく二の腕
割れ始める腹筋
燃え尽きるわき腹
体が思うように動く
何事もなく軽快で
そんな五体満足が
なんとなく爽快で
それにしても
毎日ぐうたらな日常なのに
年中ぐうたらな僕に
一体 なにが
なにが…
それはともかく
今日も
繰り出したるは
ゲームセンター
また格ゲー空いて
ないから
また音ゲーでも
やろうかな
打楽器を
ぽこぽこ
弦楽器を
がちゃがちゃ
よくわからないのを
かちかち
いい汗かいてきた
体が火照ってきたんだ
ゆっくり燃えてくる
体中ゆっくり燃えてくる
燃えてくるくる…
それにしても
なんでこんなに
筋肉ついてきてんだろ?
なにもしてないのに
筋肉ついてきてるんだろう
いつの間にかついた筋肉が
僕のちからになっていくよ
なんでこんなに
筋肉ついてきてんだろ?
なにもしてないのに
筋肉ついてきてるんだろう
いつの間にかついた筋肉が
僕のちからになっていくよ
いつの間にかついた筋肉で
ゲーム上手くなっていくよ
ゲーム上手くなってくるくる…
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生まれつき
体がわるくて
がさがさな肌を
優しく隠している
見慣れた赤色体液
そこかしこにかさぶた
薄い眉毛・うざい髪の毛
時折襲いくる激しいかゆみ
たまご 食べらんない
牛乳 飲めらんない
そば 小麦粉 ダニノミ
動物の毛etc
それら一切
おことわり
おことわり
うけたまわれ
暑いと汗かいてダメージ
寒いと乾燥してダメージ
雨に濡れちゃあダメージ
ひなたぼっこもダメージ
もうダメージ
ダメダメ
暮らしにくいって言えば
そうかもね
そうなのかも知れないね
化粧もうかつに出来やしない
行きたい場所にすら行けやしない
ペット飼ったとしても癒されない
物理的に傷ついていく…
お前は悪くないのに ごめんね…
しかしながら
自慢もたくさんある
まず友達が多い
オープンにいける
気兼ねなく助け合える
かなり良い友達が多い
あとうちのご飯がおいしい
いつも人より良いもの
食べてますから
めちゃめちゃおいしいぜ
それに運がめちゃくちゃ強い
何より今までこうして
生きてるってね
すごいと思うのよ
戦闘力に換算したら
初期のベ○ータより上だしね
医者から
「きみいつ死ぬかわかんないからね」
って脅されるけど…
「なんで生きてるんだろう」
って驚かれるけど…
なんだかんだで生き延びてるから
なんだかんだで幸せなのよね
うん
ご飯うめぇ
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わになる
わになる
わになる
きみを囲みこむようにわになる
背中から抱きしめわになる
きみが寂しくないようにわになる
ぼくが包み込むようにわになる
あたたかくしてね
ふたりで毛布をかぶろう
ホットミルクの入ったカップで
ふたりの手をあたためよう
一方ぼくは酒をのみたい
ツマミは
ツマミは
ワニにする
ワニ肉(高級食材)にする
世界中で手を繋いでったら
大きなわになる
きみが寂しくないように
大きなわになる
ぼくはかわになる うみになる
きみが寂しくないように
ぼくはかわになる
ぼくはうみになる
ぼくはほしになる…
せかいへいわに 繋がる
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お互いなんにも知らない
外見ですら わかんない
せいぜいあっちがクマで
ぼくがウサギってくらい
いったい
なにがわかるって言うのだろう
いったい
なにがわかるって言うのだろう
家族ぐるみだとか
ありきたりな単語はありしも
残念だがぐるみ違いさ
どうやらぼくらは着ぐるみなようだ
愛しのファニーぐるみ彼女
毛並みは麗しのブラック撫子
蜂蜜とかは基本嫌いな
ビターアンドビジー ぼくの彼女
一方ぼくは特徴のない白ウサギ
彼女から聞いたら
彼女から見たら
ぼくはなんのひねりもない
ただのつまんない白ウサギ
嗚呼…
夏はぼくも 彼女も
中は汗がべったりだろう
だけどぼくらは
身を寄せ合い生きていくだろう
冬はぼくも 彼女も
中はだいぶ暖かいだろう
だからぼくらは
身を寄せ合う必要すらありゃしないだろう
少し暑苦しいくらいがちょうどいい
少し見えないくらいがちょうどいい
お互いなんにも知らない
外見ですら わかんない
せいぜいあっちがクマで
ぼくがウサギってくらいで…
自分の事すらなんにも知りゃしない
身長体重ですら よくわかんない
せいぜい現在の体調の良し悪しくらい?
向こうは様子を見てないとわかんない
いったい
なにがわかるって言うのだろう
いったい
なにがわかるって言うのだろう
ぼくはいったい
なにを知ってるって言うのだろう
本当にぼくは
彼女のなにを知っているのだろう
嗚呼…
今日も風船を配る…
嗚呼…
隣で彼女が夕焼けに染まる…
赤っぽい色の風船を
手を放さないように渡す
そんなかんじさ
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あったかい君の中
おふとんみたいにほわほわしてるよ
あったかい君の中
このまま寝ちゃいそうなんだよ
ゆめのそとで声をきいたよ
みんなの声をきいたんだよ
起こすなんていじわるだよ
みんなはやくなかへおいで
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
声はわたしに
わたしは声に
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
みんなはわたしの中で跳ねるの
さあすてきなステーキを食べてね
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
そんなこと知ってるよ
わたしは後悔していない
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
雄牛みたいにモウモウ鳴くの
愛しくも悲しきさかりうた
あったかい君の中
ずっとこうしていたいよ
あったかい君の中
体からミルクがあふれ出すんだ
ずっとこうしていたいけど
起床ラッパが鈍く鳴り響くの
ずっとこうしていたくって
わたしはゆっくり目を閉じる
おいしいミルクは
おうしのなかに
かえっていったよ
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
声はわたしに
わたしは声に
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
みんなはわたしの中で跳ねるの
さあすてきなステーキを食べてね
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
そんなこと知ってるよ
わたしは後悔していない
もう戻ってこないよ
もう戻ってこないよ
雄牛みたいにモウモウ鳴くの
愛しくも悲しきさかりうた
さあさあ
すてきなステーキを食べてね
みんないっしょに……
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あの日きみをみつけたの
何年くらい前のことかな
所謂一目惚れってやつで
私はきみに、かけたんだ
太陽が昇って沈むまで
私たちはいつも一緒だよ
お風呂とお布団 別々だけど
やっぱりいつも一緒だよ
バカな私には似合わない
知的で一目置けるきみに
改まって
伝えたいことがあるよ
伝えたいことがあるよ
私にはきみが
必要だよ
きみのことが
大好きだよ
だって、きみがいないと
『空がきれい』っていう
当たりまえのことでも
すぐにわすれちゃうんだ
私にはきみが
必要だよ
きみのことが
大好きだよ
きみがいないと
私はダメダメで
地に足はおろか
なにも手がつかないんだ
笑っちゃうかな?
時々きみをさがすのに
苦労することもあるね
それでもいつもいつも
大切に思ってるんだよ
寡黙な黒いフレームのきみ
ぼやけちゃった目でしか
きみの姿は見れないけど
もう取り戻せないものは
いっぱいあるんだけどね
今から目に入れるものは
痛くっても我慢するから
後から手に入れるものが
いっぱいあるといいなあ
私ときみがいれば
大丈夫
きみと目が合った時
そんな気がしたんだ
私にはきみが
必要だよ
きみのことが
大好きだよ
だって、きみがいないと
『空がきれい』っていう
当たりまえのことでも
すぐにわすれちゃうんだ
私にはきみが
必要だよ
きみのことが
大好きだよ
きみがいないと
私はダメダメで
地に足はおろか
なにも手につかないんだ
笑っちゃうかな?
時々きみをさがすのに
苦労することもあるね
それでもいつもいつも
大切に思ってるんだよ
寡黙な黒いフレームのきみに
いつもいつも
大切に思ってる
きみに
Eye love youを伝えよう
Eye love youを伝えよう
私の目がハート型なのは
きみにメロメロだからだよ
そんなLove Eyeな私にも
ぴったり合わせる黒いきみ
目に余っちゃうかな?
ずっと一緒に
ずっと一緒に
同じ景色を見てたいね
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アダムとイヴが
生んだこどもは
その後どうして
こどもを生んだのか
僕らは宇宙から
僕らは世界から
僕らは何処から
生まれたのだろうか
生まれた時から
周りには人間しかいない
僕らはそいつに
時折甘えてしまうだろう
その瞬間から僕らは
知的生命体として
生きていくしかない
哀しき二足歩行だ
愛を知るために
僕らが生まれたのなら
愛とはよっぽど
偉大なものなのだろう
偉大なものなのだろう……
僕は静かに 暮らしていたくって
一人に世界を閉じこめる
ザナドゥ 戸惑う 君らを尻目に
一人の世界に閉じこもる
僕は手にした 箱を開けたくって
一人で世界をつくりだす
ザナドゥ 躊躇う 君らを尻目に
一人の世界をつくりだす
何から逃げ切ればいい?
何に見つかりたくない?
僕は、僕が
怖いのさ
一人のために
二人が死んで
一人が生きて
長らえるのなら
二人のために
一人が死んで
二人が生きて
長らえたとしても
ザナドゥ 間違う 君らを尻目に
知恵の実を食べてしまうだろう
一人のザナドゥで
僕、一人きりのザナドゥで
知恵の実を食べてしまうだろう
貰った箱も開けてしまうだろう
しかし扉は閉めてしまうだろう……
何を知って生きるのか?
人を知って生きたいか?
それが、僕の
愛なのさ