詩人:巳年生まれ | [投票][得票][編集] |
生まれつき
体がわるくて
がさがさな肌を
優しく隠している
見慣れた赤色体液
そこかしこにかさぶた
薄い眉毛・うざい髪の毛
時折襲いくる激しいかゆみ
たまご 食べらんない
牛乳 飲めらんない
そば 小麦粉 ダニノミ
動物の毛etc
それら一切
おことわり
おことわり
うけたまわれ
暑いと汗かいてダメージ
寒いと乾燥してダメージ
雨に濡れちゃあダメージ
ひなたぼっこもダメージ
もうダメージ
ダメダメ
暮らしにくいって言えば
そうかもね
そうなのかも知れないね
化粧もうかつに出来やしない
行きたい場所にすら行けやしない
ペット飼ったとしても癒されない
物理的に傷ついていく…
お前は悪くないのに ごめんね…
しかしながら
自慢もたくさんある
まず友達が多い
オープンにいける
気兼ねなく助け合える
かなり良い友達が多い
あとうちのご飯がおいしい
いつも人より良いもの
食べてますから
めちゃめちゃおいしいぜ
それに運がめちゃくちゃ強い
何より今までこうして
生きてるってね
すごいと思うのよ
戦闘力に換算したら
初期のベ○ータより上だしね
医者から
「きみいつ死ぬかわかんないからね」
って脅されるけど…
「なんで生きてるんだろう」
って驚かれるけど…
なんだかんだで生き延びてるから
なんだかんだで幸せなのよね
うん
ご飯うめぇ