詩人:Tommy | [投票][編集] |
たぶん夜だと思うんだけど、
できた靴擦れが、ちょっと痛い。
見えなかったものが、ずいぶん見えた。
目を細めると、キラキラと街が光った。
手に雪が、ふわっと触れて、
すぐ溶けた。
降ってなかったけど、
そうゆうことにしておいた。
呼吸するのを意識した。
ミントを噛んだみたいな、
スーッと冷たい空気。
ネオンライトにてらされてる。
はいたタバコの煙越しにみる、国道24号線
昔よく行ったゲームセンターが潰れてる。
カップルが自転車で追い越していく。
フッと煙がとぎれて舞って、
遠く過ぎてくそれに、
なぜかしばらく見とれてた。