詩人:Tommy | [投票][得票][編集] |
ざらざらだ。
ノドの奥にひっかかる。
はきだせないし。
飲み込むにも、
いつになるんだろう。
ノドを通っていく感覚が
ある。
とても変だ。
これは、変な感じだ。
ああ。
髪型がきまらない。
いつものようにいかない。
イヤホンの中の虫、
潰れた。
六畳一間にセミのこえ。
持ち上げたガラスのコップがビショビショだ。
コースターがひっついてきた。
のみこめるかな。
トマトジュースが青い。
なんどでも感じる。
そのたびに飲み込む。
恥はしない。落ち込まない。
コースターが、ポロっと。
地べたに落ちるのを目で追った。