詩人:右色 | [投票][得票][編集] |
だからね
別に話が無いってだけで
無口ってワケじゃないの
これは欠陥の話でもあるんだけど
僕には質問が無いんだ
その
つまり
他人への質問がさ
誰かの話を聞く
うん
それは良いことだ 好きなことだ
でもそこから僕が作る疑問や怪異なんてものが
幼稚で穴だらけなものだから
問いただす時間も必要もなく
自己消化してしまうんだ
必然
既製品の受け答えしか手持ちがない
自分らしく
ってコトバはあんまり好きじゃないけど
オリジナルが介在しない会話なんて
空虚で
その連続として退屈だし
別段一人なら
退屈なんてものは厭う必要は無いのだけども
他人に提供するものとしては
どうかと思うし
とは言え
世の中には正と負の計算と
同じ考え方をもって
その類の退屈と退屈を掛けたり
その為に奇数人数を嫌ったりする人達もいるし
と
ずいぶん回りくどく
寄り道も思い切り良くしたけど
これが理由