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右色の部屋


[3] 学生:立花ちずる
詩人:右色 [投票][得票][編集]

土手を歩いてた

もちろん家へ帰るために。

けれど

その為に一歩

夕暮れを背に影を伸ばす度に

判らなくなる

帰る場所も

その意味も

そうこうしてる内に足は止まり

私は馴染みの停滞感と手をつないでた

2007/05/07 (Mon)

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