土手を歩いてたもちろん家へ帰るために。けれどその為に一歩夕暮れを背に影を伸ばす度に判らなくなる帰る場所もその意味もそうこうしてる内に足は止まり私は馴染みの停滞感と手をつないでた
[前頁] [右色の部屋] [次頁]