詩人:ポコ | [投票][編集] |
部屋の
片隅に置かれた
小さな 小さな箱
中は
あなたからの手紙
ふと気になって
フタを開けると
あの頃の
あなたの
想いが溢れ出た
それを手にとるだけで体が震えて
涙が止まらない
不器用な言葉で
たくさんの想いが
書き綴られていた…
あなたの
愛が溢れてくる
こんなにも
愛されていたんだね
愛しい人…
でも
今はもう別々の人…
久しぶりに逢って
…少し話した
あなたにも
私にも
今は大切な人がいて…
だけど気付けば
お互い見つめてた
線香花火
ロケット花火
肝試し
子供みたいに
はしゃいだ
無邪気に笑う
少し大人びたあなたが眩しかった
声も腕も背中も
あの頃より少し
大人になったみたい
純粋な恋
大好きだった
抱き締めて欲しかった
いつでもあなただけを見つめてた
だけど
お互い子供過ぎた
二度とは戻らない
あの夏…
ずっとずっと忘れない
永遠の…夏