詩人:矢野元晴。 | [投票][編集] |
ここで ひとつ 言わせてくれ。
人と人とが巡り会えたことには
必ず意味がある。
無駄な時間だとか、
知らなければよかっただとか、
どうか思わないで。
あなたが僕と
僕があなたと
出会えたことには
必ず意味があったんだ。
自分が今できることを
自分だけが与えられる何かを
巡り会えたあなたに
分け与えていけばいい。
あなたは
僕にとって必要な存在なんだ。
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辛くても、苦しくても
君の笑顔を見ると
僕も笑うことが出来たよ
朝起きて、君に、おはよう
今日は絵文字ついてないの?
なんて、たまに拗ねたりする
何気ない瞬間も大切だった
限りある時間だから、
ずっとを願いたくなるけど
永遠なんてないって
知っているから
大事に出来るんだよね
かれおちた花弁は
部屋に散らばって
今も時々、胸が痛いけどね
僕も同じように誰かを
幸せにしてあげられる
存在になろうと
頑張ってるよ
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見上げれば
透き通るような青空
どこまでも広がっていて
地面には
眩しいくらいの草原
端から端までを覆っている
僕はその隙間から
少しだけ顔を出す細い砂利道を
なぞるように歩いている
そしていつか
丸太できた小さな小屋が見えてくるんだ
僕は知っている
このドアを開けようとする時
あなたが後ろから抱きついてくることを
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友達のフリをしていればいいんだよね?
本当の気持ちは隠しておいてさ
あなたに気付かれなければ
こうして友達として
いままでどおり一緒にいられる
期待しなければいいんだよね?
たまに、くれるご褒美も
受け取らなければ
こうしてずっとさ
お話してくれるじゃん?
答え合わせ
あと何回くり返せばいいんだろう
もうね、何が正解か
わからないんだ
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運命とか
赤い糸とか
そんなものは
この世にない。
僕が愛する人は
僕が好きで
君が好きな人は
君を愛している。
それでも
ずっと一緒には居られないんだ
だって、僕の名前には
財産がないから。
運命とか
赤い糸とか
そんな言葉は
なくなってしまえば
いいんだ。
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あなたと知り合って3年とちょっと。
恋愛恐怖症のふたりは、
「好き」って気持ちを伝えられずにいる。
好きっていうのが怖くて、
お互い言わない。
けれど、あなたも僕も
想いは いつも同じなんだって
感じてた。
将来どんな家庭をもちたいだとか、
子供は甘やかしちゃ駄目だからね。とか、
幸せそうに話している
あなたを見ていると
余計にかけがえのない存在に思えた。
いつしか 互いに
通り越していたんだよ。
好きっていう気持ちも
愛しいという感情も
全て、通り越して
かけがえのない存在になっていたんだ。
きっとこれが、
一生をともに歩む人に
抱く感情なんだろう。
指輪が欲しいよ
帰りの間際にあなたが囁いた。
大事にしていたのは
あなたとあなたへの想い。
幸せにします。
あなたへ誓います。
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もうすぐだ。
僕の分岐点。
今度は間違えない。
12月6日
また生命を絶つ。
そして新たな一歩。
伝えたいのに。
伝えなかった。
「想い。」
「心の声」ではなく、
「僕の声」を
あなたに
伝えに行くよ。
恥ずかしがって、
誤魔化したりしない。
真剣な想いを
まっすぐに
あなたに伝えるから。
笑わないでね。
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いつも一緒だった
ただ、会いたくて
知らない町まで会いに行った
いつもそばに居たから
別れが来るなんて思ってなかった
もっともっともっと
あなたを大事にしていたら
今もあなたの隣りは
私だったのかな
あなたから、別れよう
いつもと様子がちがくて
戸惑っていた
意地も恥も捨てた言葉は
もうあなたには届かなかった
あなたのいない世界から
逃げようとした
そのたびにあなた目の前に現れる
伝えなくても伝わる
あなただけなのに
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早生まれ。
同級生より1年遅れの人生で
私は感じている。
その時は、とても大事な場面なんだ。
そう感じていても、心のどこかが
追いついていなくて。
いつも
1年経って、思い出したときに
あぁ、すれば良かったんだ。
こう、すれば良かったんだ。
私は、感じている。
今、私が歩いている道は正しいのか。
それてしまっていないだろうか。
不安がいつも離れない。