詩人:矢野元晴。 | [投票][得票][編集] |
あなたと知り合って3年とちょっと。
恋愛恐怖症のふたりは、
「好き」って気持ちを伝えられずにいる。
好きっていうのが怖くて、
お互い言わない。
けれど、あなたも僕も
想いは いつも同じなんだって
感じてた。
将来どんな家庭をもちたいだとか、
子供は甘やかしちゃ駄目だからね。とか、
幸せそうに話している
あなたを見ていると
余計にかけがえのない存在に思えた。
いつしか 互いに
通り越していたんだよ。
好きっていう気持ちも
愛しいという感情も
全て、通り越して
かけがえのない存在になっていたんだ。
きっとこれが、
一生をともに歩む人に
抱く感情なんだろう。
指輪が欲しいよ
帰りの間際にあなたが囁いた。
大事にしていたのは
あなたとあなたへの想い。
幸せにします。
あなたへ誓います。