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矢野元晴。の部屋


[42] 同じ夢をみる
詩人:矢野元晴。 [投票][編集]






 見上げれば


 透き通るような青空

 どこまでも広がっていて



 地面には


 眩しいくらいの草原

 端から端までを覆っている



 僕はその隙間から


 少しだけ顔を出す細い砂利道を

 なぞるように歩いている



 そしていつか


 丸太できた小さな小屋が見えてくるんだ



 僕は知っている


 このドアを開けようとする時

 あなたが後ろから抱きついてくることを



 

2013/04/02 (Tue)

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