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mikotoの部屋  〜 投稿順表示 〜


[21] 
詩人:mikoto [投票][編集]


君を想う気持ちは

まるでバラのよう

甘やかで

あざやかで

そして、チクンと痛い

2004/06/22 (Tue)

[22] のぞむみち
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哀しみに うつむかず

怒りに とらわれず

真っ直ぐに 前を見て

這ってでも 進んでゆく

それが自由 それが強さ

2004/06/22 (Tue)

[23] スタンス
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「平和な毎日」なんて、いらない。


「戦闘準備」なら、いつも出来ている。

2004/08/03 (Tue)

[24] 振り返る。
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いつの間にか

こんなに遠くに来てしまって

何処へ行きたいのか

ふと、判らなくなる。

幼い日の一途な情熱は

とうに消え去っていて

佇んでいる僕は

まるで迷子のようだ。

遠い道程を振り返っても

そこには何もなく

ただ茫洋とした

草原が広がるだけ。

いつになったら

何処に辿り着けるのだろう?

2004/08/03 (Tue)

[25] 月虹
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空一面のうろこ雲

真っくら闇にとけだして

まぁるい月を包んだら

さながら、それは

夜の虹

2004/09/16 (Thu)

[26] 夜の雨
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静かに降り続く 
夜の雨

切ない想いも
叫びだしそうな心も
全て昏く呑み込んで
柔らかく降り続く
夜の雨

貴方の温もりを探して
指を伸ばすけれど
淋しさのかたまりを
たぐり寄せて震える

とかした涙を含んで
静かに降り続く
夜の雨

2004/09/16 (Thu)

[27] 雑踏
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飛び立つ羽を失って
夢みる力も息絶えて
地上を彷徨う天使たち

口々に呟く声は
噎せ返るほどの流行に
木霊となって消えていく

痛む背中に悶えては
軋む笑顔で誤魔化して
虚飾の街を歩いてく

2004/09/17 (Fri)

[28] 心闇
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たえず こどくに さいなまれ
ねむれぬ よるを すごしても

ひごと よごとに うたうこえ
ふかく わたしに かえるこえ

2004/09/16 (Thu)

[29] 旅立ち
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あたたかな世界で育ってきた
今日の次には明日があると
信じていた

めまぐるしく変わる環境
秒読みで始まる新しい生活

激しさを叫んでいた時は
もう戻らない

2004/09/16 (Thu)

[30] 日常
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硝子ごしの
くすんだ青空
細く
吹き抜ける風
たよりなさげな
太陽
くりかえす
平和な毎日
目を閉じて
天を仰ぐ
瞬間の淋しさ

2004/09/16 (Thu)
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