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mikotoの部屋


[10] 明け方の風景
詩人:mikoto [投票][編集]

眠れない夜にまぎれて
少し不安になる
街のあかりが
目覚めかけてる
午前四時

ぼんやりとした
頭の中を
何かが掠めていく

繰り返す毎日に
退屈しはじめたら
好奇心がさわぎだす

ビー玉がはじけたように
澄んだ音をたてて
夢がころがれば

空回りしている勇気を
なぐさめられるのに

2004/06/13 (Sun)

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